【チワワの出産は超危険!】費用やリスクについて解説

こんにちは、いぬさいとです。

チワワの出産は他の犬種と比べてもリスクが高いと言われていますが、具体的にどのような危険性が考えられるのでしょうか?

また、チワワの出産にかかる費用などについて解説していきます。

チワワの出産について

犬の出産は他の動物と比べて安産である事が多い為、チワワの出産も安心だと考えている飼い主の方もいますが、実はチワワの出産は難産が比較的多く、危険性も高いです。

というのも、チワワは超小型犬という分類に属していますが、その中でも特に体が小さく弱い犬種だからです。

体が小さいという事はそれだけ難産になる可能性も高いですし、元々チワワは人間に品種改良を繰り返されて誕生した犬種なので、自然分娩できる割合も低めです。

チワワの出産のリスク

チワワの出産にはどのようなリスクが考えられるのか解説していきます。

まず、チワワは頭が独特な形状をしているので、他の犬には無い先天性の病気を発症しやすくなっています。

なのでチワワが子犬を産んだ後には、水頭症などが発症していないか確認する必要があります。

チワワが難産となった場合には、最悪死亡してしまう可能性もあるので、「チワワの子犬が欲しいから」という理由だけで、軽々しく繁殖させると後悔する事になるかもしれません。

とは言っても完全に、チワワには子犬を産ませない方が良いとは言い切れませんが、チワワのブリーティングを行う際にはしっかりと現実を知り、覚悟しておく必要はあるかと思います。

またチワワが自然分娩出来なかった時には、帝王切開などの医療的な処置を用いて出産する事になるのですが、当然その時にもチワワへのリスクがあります。

その場で感染症になってしまうリスクに加え、母親が自分の子犬を産んだという認識が無いと育児放棄をしてしまう可能性もありますので注意してください。

費用

チワワの出産にかかる費用は、獣医師の協力の元で行うか、自宅で自然分娩できるかによってかなりの金額差が出ます。

自宅で自然分娩出来る場合の費用は、出産に必要な道具を全てそろえたとしても1万円未満に収まるかと思います。

ただ、獣医師の協力の元チワワの出産を行う際には、通院の費用や治療費などがそれなりに掛かってきます。

仮にチワワが難産となり帝王切開の手術をした場合ですと、少なくとも10万円以上の費用がかかるので注意が必要です。

チワワの出産時の体重

先ほども話した通り、チワワの大きさが小さいほど難産になる傾向があるので、体重がある程度無いと出産に臨むのはそれ相応のリスクがあります。

チワワの出産時の体重は1,8キロ以上が理想とされていますので、それ以下の体重しかないチワワは獣医師さんと良く相談した上で、交配や出産を検討した方が良いです。

出産では何匹生まれる?

チワワの出産頭数は1匹~5匹程度と言われています。

基本的に交配を掛けた回数が多いほどチワワが出産した時に産まれる子犬の数は増えます。

ただ、何匹生まれるかによって出産時のリスクがも変わるので注意しましょう。

1匹だけの出産となった場合、赤ちゃんがデカチワワになってしまい、難産となるケースが多いため、交配の際には2回以上かけるのが普通とされています。

チワワの出産の時期

出産時のリスクをできるだけ下げる為にも、チワワの年齢や時期をなるべく適切なタイミングにする事を心掛けましょう。

チワワを繁殖させる際には、交配から出産までのタイミングが最も重要となりますので、飼い主の方は事前に意識して行動するようにしてください。

チワワの出産後

チワワの出産後には、なるべく母犬に不用意に近づかないよう注意してください。

というのも、犬の出産後というのは、赤ちゃんを守る母性本能からチワワの母親は神経が異常に高ぶっていますので、たとえ飼い主であっても敵とみなす可能性があるからです。

警戒心が強くなっているとそれだけストレスもかかりますし、体力も消耗していますので、ゆっくりと休ませてあげるように環境を整えてあげる事が重要です。

チワワの子供の顔つき

チワワの子供が生まれたら、どんな顔つきに成長するのか楽しみですよね。

出産時には心配事や不安な事がとにかく多いですが、産まれてきた赤ちゃんの事を楽しみにしておくのは良い事です。

チワワの子犬が可愛く成長して欲しいと考えるは飼い主として当然ですが、チワワの顔つきはマズル(鼻)の長さがかなり影響してくるというのは知っていますか?

詳しくは下の記事をご覧になってみて下さい。↓

【チワワの顔つき】美人やイケメンかどうかはマズルが影響する!? の記事はこちら

まとめ

いかがでしたか?

チワワの妊娠、出産は不安な事も多いですが人間と同じように赤ちゃんが産まれるという事はめでたい事なので、楽しみに待っておくのも良い事だと思います。

ただ、チワワが出産により死亡してしまうケースもあるので、出産にはリスクが伴うという事を重々把握しておいてください。

近年、無知な飼い主が獣医師の協力も無しにチワワを繁殖させようとする事が問題になっているので気を付けましょう。

犬の出産というのは簡単な事では無いので、覚悟はしておいてくださいね。

以上、いぬさいとでした。

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