犬は階段を登らせない方が良い?降りれないならそのままでOK!

階段を登れない犬に悩まされる飼い主さんは多いですが、別に登らせないほうがいいです。

なぜなら、普通に危ないから。

特に小型犬の場合。

人間にとって階段を使うという当たり前の行動でも、犬にとってはそれだけで骨折のリスクがあるのです。

また、階段を降りられない犬の場合は、そのままにしておいても問題ありません。

では、自分で勝手に階段を登る犬に、階段を登らせないようにしつけるにはどうしたらいいのでしょうか?

犬は階段を登らせない方が良い?

まず飼い主が知っておくべきなのは、犬に自分で階段を登らせるのは危険だということです。

シンプルに、転んでケガをする可能性があります。

・「うちの愛犬は運動神経が良いから大丈夫」

・「一度も転んだことがないから大丈夫」

などと考えている飼い主も多いですが、ただのアホです。

犬は感情が高まれば、すぐに行動に移してしまう生き物です。

たとえば何かがきっかけで興奮しただけでも、一段飛ばしで階段を登ろうとすることもよくあります。

風でホコリが宙に浮いていただけでも、びっくりして足を踏み外してしまうことだってあります。

良い意味でも悪い意味でも、人間の予想を必ず超えてくるのが犬という生き物なんです。

犬に階段を登らせない方が良い理由

じゃあここからはさらに具体的に

犬に階段を登らせない方が良い理由を3つ解説していきます。

けがのリスク

犬の階段の上り下りで最も危険なのは、ケガの危険性です。

経験豊富な犬でも、つまずいたり滑ったりして、打撲や擦り傷、骨折などのケガをすることがあります。

また、階段の種類によっては、素材が犬の足に合わない場合もあります。

とはいえランナーやカーペットなど、安全で快適に歩ける場所を用意してあげると、ケガのリスクを最小限に抑えることができます。

関節に負担がかかる

階段の上り下りをさせると、犬の関節に負担がかかる可能性があります。

犬が小さくて階段を楽に移動できない場合、上り下りの際に背中や脚に負担がかかる可能性があります。

関節にかかる負担を軽減するために、スロープを使って安全に階段を昇り降りできるようにするのもアリですね。

幼犬・老犬の問題

また、犬によって階段は難易度が高すぎるということもあります。

幼い子犬の場合、階段の上り下りに必要な運動神経がまだ備わっていないことがあります。

また、高齢の犬では、階段の上り下りに必要な体力や敏捷性が不足している可能性があります。

そのため、もし犬が階段の上り下りをする際には、よく観察し、必要に応じて補助してあげることが大切です。

犬が階段を降りれないならそのままでOK

もしあなたの愛犬が階段を降りることができなくても、無問題です。

別に、愛犬をその場にとどまらせておいてもいいのです。

大切なのは、愛犬が安全であること、そして愛犬が怪我をしないことが重要です。

決して階段を降りさせる訓練などしないように。

むしろ、愛犬に

「階段は怖いものだ」と覚えさせるしつけの方が有効ですね。

階段を登らせないしつけ方法

余計なリスクを回避するために、愛犬に階段を登らせないようにしつけることも大事です。

そのためにはまずコマンドから始めることが大切です。

まずは「お座り」と「待て」を教え、根気よく一貫性を持たせるようにしましょう。

これらのコマンドをマスターしたら、階段に興味を持ったタイミングで意図的にそのコマンドで犬を静止させます。

このとき、おやつをあげたり、言葉でほめたりすることも大切です。

また、どうしても階段の上り下りが必要なときには、ペットを階段に安全に誘導する必要があります。

その際には、絶対に目を離さず踏み外しても腕で支えられる距離で教えてあげてください。

そしてその際にも時間をかけて、やさしく、よくできたときにはご褒美をあげるようにしましょう。

子犬が勝手に階段を登るときの対策

特に子犬にとっては、階段は危険なものです。

自分で階段を登ろうとするのを見たら迷わず止めましょう。

子犬を階段に近づけないようにするのが一番です。

階段の上り下りは、犬にとって楽しくてエキサイティングな冒険となり得ます。

しかし、危険性を考慮することの方が重要です。

関節にかかる負担の大きさを確認し、どうしても必要な場合のみ、安全で快適な歩行ができるような環境を整えてあげましょう。

幼犬や老犬の場合は、よく観察し、必要に応じて介助してあげましょう。

このような対策があれば、子犬が家の中を探索する際にも安心して過ごすことができます。

まとめ

犬が自分で階段を登るのは危険だということを覚えておくことが大切です。

ペットが階段を降りられない場合は、そのままにしておいても大丈夫です。

ただし、階段を登らないようにしつけたい場合は、コマンドから始めて、階段を下りるように誘導するとよいでしょう。

いずれにせよ、根気強く一貫性を保つことが重要です。

レクタングル大 記事下 (広告消してない)






  • このエントリーをはてなブックマークに追加