【犬の寝息がうるさい!】荒い・早い・大きい時は注意!

寝ている犬の寝息がなんだかうるさいと心配ですよね。

いびきをかいていたり、寝息が荒くて苦しそうなときは健康状態が気がかりです。

気になる寝息の音から、病気の可能性が見つかることもあります。

今回は、【犬の寝息がうるさい原因とな何か】について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

犬の寝息がうるさい原因とは?

いぬたろう
犬の寝息がうるさい時はどんな原因が考えられるんだろう?

寝ている犬の寝息が

「ピーピー」

「グーグー」

とうるさい音が聞こえてきたり、なんだか苦しそうな寝息の原因は何でしょうか?

1日の大半を寝て過ごす犬は成犬で約15時間。

子犬や老犬なら1日18時間程度寝ることがあります。

人間よりも浅い眠りなのが特徴ですが、犬にとっては体力回復を行う睡眠は大切なものです。

そこで、犬の寝息がうるさい原因をあげてみます。

肥満が原因

標準よりも太っている犬は、のどの周辺に脂肪がついてしまい気道が狭くなっています。

そのためにいびきをかいたり、寝息が荒くなってしまいます。

寝息が大きい犬種

ブルドックやシーズーなどの、いわゆる短頭種と呼ばれる犬種はいびきをかく傾向があります。

鼻がぺちゃんとつぶれていることで、空気が入りにくくなっています。

寝息が苦しそうな場合は病気の可能性も

少し寝息が気になる程度ではなく、苦しそうに見える場合は病気の可能性もあります。

考えられるのは次のような病気があります。

普段の生活の中で手がかりがないか観察をしてみてください。

花粉症やアレルギー

犬も人間と同じように花粉症になることがあります。

鼻炎アレルギーになりやすい犬は鼻づまりを起こしやすく、いびきをかきやすいです。

くしゃみや鼻水などの症状が見られる場合は、すみやかに獣医へ相談してください。

気管虚脱

気管虚脱(きかんきょだつ)とは、気管が圧迫されてしまう症状があり、悪化すると呼吸困難に陥る病気です。

ポメラニアンやチワワやトイプードルがかかりやすく、肥満や遺伝が原因だと見られています。

咳が出やすく寝息も荒くなることがあります。

軽い症状であれば投薬治療で改善できますが、悪化すると外科治療が必要になります。

軟口蓋過長症

軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)とは、短頭種の犬に多く見られる呼吸器疾患です。

口の中の天井部分が長いことで、呼吸が荒くなってしまう症状があります。

「ゼーゼー」

といった苦しそうな寝息が続く場合は、外科治療を行うことが多いです。

腫瘍

昔よりも太ってしまった犬の中には、鼻の中に腫瘍ができていることでいびきをかくことがあります。

急に寝息がうるさくなった場合はよく観察をし、かかりつけの獣医に相談をされることをおすすめします。

犬のこんないびきは睡眠障害に注意!

犬の寝息が気になるときは、次のようないびきをかいていないかご注意を。

いびきによって睡眠障害にもつながってしまい、体力回復がうまくできない恐れもあります。

太ってしまった、年を取ったなど犬が変化をしたときはよく観察をしてください。

寝息が早くて荒い

犬の寝息がいつもより早く、

「ハアハア」

といつもより荒いときは、呼吸器に異常が起きている可能性があります。

ウィルス性の気管支炎や感染症、異物混入や腫瘍などの疑いを持ってみてください。

ブルドックなどの短頭犬種は寝息が荒くなりがちですが、いつもと違うと感じたときは獣医に相談をしましょう。

寝息が大きい

肩で大きく息をしているときは、暑さから体温調節をしていることが多いです。

ただ、大きな寝息が続く場合は呼吸器疾患の可能性もあります。

すぐに落ち着かなかったり、散歩をした後いつまでも呼吸が整わない場合は注意が必要です。

ピーピー音がする

寝ている犬の寝息に

「ピーピー」

「プープー」

のような音が続く場合は鼻づまりなどの原因があるでしょう。

口呼吸をしてる場合は睡眠障害の恐れがあります。

うるさい寝息が続く場合は、花粉症や鼻腔腫瘍なども考えられるので早めに獣医に相談をしてください。

スース―という寝息

寝ている犬の寝息から

「スース―」

という鼻から抜ける音が聞こえてきても、安静して寝ているようなら問題はありません。

そうではなく、寝息が早かったり荒々しく見えた場合は呼吸困難に陥っている可能性があります。

よく注意をして観察をすることが大切です。

寝息が苦しそう

単なるいびきをかいているのではなく、苦しそうなら早急な手当が必要です。

心疾患、肺炎や気管支炎などを起こしていることもあります。

いつもとちがう寝息だと感じたときは十分に注意をしてください。

犬のいびき対策

いぬたろう
犬のいびき対策としてどんな事ができるのかな?

大切な犬の睡眠を守るためにも、飼い主としてできる対策を行いましょう。

まずは犬がいびきをかく原因をよく考えてみてください。

空気清浄機

花粉症を持つ犬なら、お部屋に空気清浄機を置くことが有効的です。

くしゃみや鼻水の症状を少しでも抑えることが安眠につながります。

また、花粉飛散が多い時間帯の散歩を避けられればなおいいですね。

鼻づまりを起こしやすい犬なら、加湿も心がけてあげましょう。

肥満対策

太ってしまった犬なら肥満対策を行うことが必須です。

食事と運動の見直しをしましょう。

ダイエット方法についてはかかりつけの獣医に相談をして、その犬に合った方法で行ってください。

犬の寝相を観察する

寝相にはいびきをかきやすい体勢があります。

仰向け寝がくせになっている犬は口呼吸しやすくなるので、そっと横向きやうつぶせ寝に体勢を変えてみてください。

犬が丸まって寝ていれば寒さを感じている証拠なので、温度環境も整えてみましょう。

かかりつけの獣医に相談する

犬の寝息がうるさいことに気づいたら、早めに獣医に相談をしましょう。

とくに、急に異変が起きたときは要注意です。

早期発見で改善できるように、寝ているときもよく観察したいものです。

最後に

犬の寝息が気になったときは、しばらく観察をしてください。

寝息がうるさい犬種だからと、自己解決してしまわぬようにしましょう。

病気のサインを見逃すこともあります。

大切な愛犬だからこそ、ゆっくりと眠れる環境を整えていきたいですね。

以上、いぬさいとでした。

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