こんにちは、いぬさいとです。
今回はペキニーズの性格について解説していきます。
攻撃的だと感じている人が多いみたいですが、本当にペキニーズの性格は攻撃的なのでしょうか?
ペキニーズの性格について
ペキニーズを現在飼っている方やこれから飼おうと思っている方、ペキニーズはどんな性格の子が多いのか気になるかと思います。
一般的にペキニーズはどちらかと言うと攻撃的だと言われる事も多いですが、本当にそうなのでしょうか?
攻撃的
タイトルにもある通り、残念ながらペキニーズは「攻撃的」だと言われる事は確かに多いです。
ただ、攻撃的と聞くと飼い主に対して噛みつく事があるんじゃないかとか、しつけが難しいんじゃないのかみたいな印象を持ってしまうかもしれないですが、それは間違いです。
勘違いして欲しくないのは、ペキニーズが人間に対して敵意を見せるのは限られた条件のみです。
別に手当り次第に威嚇をしている訳では無いですね。
もし散歩中に他の犬と喧嘩になるような事があれば勇敢で負けず嫌いな所が見られるかもしれませんが、自分から威嚇していくような好戦的な所はあまり無いと言えるでしょう。
頑固
ペキニーズは頑固な性格をしているともよく言われています。
人見知りな一面もあるので、他人から渡されたおやつを中々食べなかったり、自分だけの安心できる空間(ハウスなど)に知らない人が入るのを拒みます。
自分が納得しなかったり、気分的に乗らない場合には、例え信頼している飼い主であっても言う事を聞かなくなる事があるかもしれません。
散歩中に自分の行きたい方向にどんどん進んでしまうので、ペキニーズはリードを引っ張る事も多いです。
聡明
ペキニーズの性格は聡明で賢いとも言われています。
攻撃的な一面ばかり目が行ってしまいがちですが、実はしつけの難易度は低い方だと言えます。
ペキニーズは物事を覚えるスピードが他の犬種に比べて早いので、飼い主に教えられた事を学習するのも得意です。
トイレトレーニングや「待て」などの実用性の高い芸も比較的覚えやすいですし、もし噛み癖があったとしてもしつけによって改善出来る可能性は高いです。
温厚
ペキニーズは攻撃的では無く、むしろその正反対の温厚な性格をしているという事も言われています。
マイペースで落ち着いているので、優しい性格の子もペキニーズには多いです。
依存をする事は少ないですが、飼い主にすり寄ってきて側でくつろぐ光景をよく目にしますし、好意を持った人に対してはペロペロ舐めて敵意が無い事をアピールしますね。
頑固なので素直には感じないかもしれませんが、飼い主が落ち着いていれば一緒に落ち着いたり、盛り上がっていれば一緒にはしゃぐといった、その場の共有をする傾向があります。
愛情深い
ペキニーズは愛情深いと思われる言動もよく見られます。
性格的には興味の無い事に無関心ですが、好意を持った人に対してはそれだけ忠実にもなりますし、構ってもらいたいが為に「撫でてアピール」をする事も多いです。
賢いので、飼い主が困っている事があれば解決しようと頑張る事もありますし、健気で優しい所もペキニーズの性格のひとつですね。
独断的
ペキニーズは信頼している人に対しては忠実な性格ではありますが、基本的に独断的で自由奔放な性格であると言えます。
自分の時間を大切にしているので、興味の無い事に対しては無関心で、興味のある事に対しては飽きるまで探りつくします。
散歩の時などはそれが顕著に表れており、何か気になる物があると匂いを嗅ぎ続けてその場から動こうとしません。
やっかいな性格のようにも感じますが、ペキニーズ自身でどんな行動をすれば良いのかを常に考えてくれているので、教えなくても勝手に学習してくれて、楽だと感じる事も多いです。
ペキニーズの性格は悪い?
ペキニーズの事が苦手だと感じる人は、攻撃的な一面ばかりをみてしまうので、ペキニーズは性格が悪いと勘違いしている人も多いですが、
攻撃的なのは、頑固な性格が行動に表れてしまっているだけなので、しっかりとしつけをすれば改善できる事も多いです。
そもそも攻撃的と言っても、何にでも噛みつくような事はありませんし、むしろ猫のようなマイペースさが大きな特徴ですので、個人的に性格が悪いとは感じません。
仮に、住んでいる環境が原因でペキニーズが攻撃的になってしまっても、学習能力は結構高いので、比較的簡単に改善をする事ができます。
まとめ
いかがでしたか?
ペキニーズの性格は攻撃的だと思っている人が多いみたいですが、実際に飼ってみるとそんな事は無いと感じる事も多いです。
しかし攻撃的な犬というのは、その犬種の性格というよりも過ごしている環境が影響している事も多いので、よくネットや本で言われている犬の性格は、あまり気にしない方が良いのかもしれません。
確かに、一定の目安にはなるかもしれませんが、重要なのは攻撃的にならない為に育て方を実践しているかどうかなので、飼い主の力量によってペキニーズの性格は変わると思っておいてください。
ただ、ペキニーズの体は皮膚にしわが多く、お手入れが大変でこまめにキレイにしてあげないとかなりきついニオイを発する事もあります。
飼いにくさという点では若干他の犬種よりも高いかもしれませんね。
以上、いぬさいとでした。