ペットロスから立ち直るためには、新しいペットを飼うのが有効という話があります。
しかし、前に飼っていたペットのことを思うと新しいペットを飼うことに罪悪感を感じるという方も多いのではないでしょうか?
今回はペットロス中に新しいペットを飼う事について、どのような考え方があるのか、 一般的にはどう言われているのかというのを解説していきます。
ペットロス中に新しいペットを飼う事について
そもそも新しいペットを飼うことは本当にペットロスの回復に効果があるのか?という話ですが、これは結論から言うと効果は確かにあると言えるでしょう。
というのもペットロスになってしまう人というのは後悔や寂しさといった感情から、 一種のうつ状態となってしまっていることが原因です。
新しいペットを飼うことができれば、新たな心の拠り所が生まれ、そのようなマイナスの感情から逃れることができるのでペットロスから回復しやすいと言われています。
ただ人によってはペットロスになっているのに新しいペットを飼うというのは人間として薄情だという意見もあります。
確かに自分の悲しみから逃れるために前のペットのことを忘れ、新しいペットを飼うのは少し不謹慎な気もしますが、一般的な意見はどのような感じなのでしょうか?
新しいペットを飼うのは最低?
一般的にも「ペットが死んだ後に新しいペットをすぐに買うのは最低だ」と言う意見が目立っています。
実際 SNSではペットが死んだことを伝えた人がその後すぐに新しいペットを飼って炎上し大事件もありました。
やはり新しいペットをすぐに買うことを理解してくれる人は少ないかもしれません。
ただ、新しいペットを飼う事を叩いている人は、その人がどのような思いで飼い始めたのかまでは知りませんよね。
ペットの命を軽視しており死んだらすぐに告げに乗り換えれば済むという間違った認識を持っている人であれば叩かれて当然だとは思いますが、
仮に心身に影響が出てしまうくらいの重度のペットロスにかかってしまった方が、ペットロスの乗り越え方では新しいペットを飼うのが有効という情報を知り、
藁にもすがる思いで新しいペットを飼い始めたのであれば理解できる人は多いと思います。
むしろそこまで追い詰められている人は周りの意見や 人の目を気にすることなく何が何でもペットロスから回復してやろうという強い気持ちを持つ事は素晴らしいことだと思います。
つまり、結論を言うと前に飼っていたペットの命のことを軽視しているのでなければ、新しいペットを飼うのは全然構わないという事になります。
新しい子を迎える時の心構え
ここからは新しい子を迎える時の心構えや考え方について解説していきます。
前のペットの事を忘れない
先ほども話した通り前のペットが死んですぐに新しい子を迎える人は、あまり理解されない傾向があるのは事実です。
しかし前のペットの事を忘れなければ、その子も「飼い主さんが喜んでくれた」と救われると思います。
それに、いつまでもペットロスで苦しんでいるよりも飼い主さんの幸せの方がその子にとっても幸せなのではないでしょうか?
また、最初のうちは新しい子を迎えたとしても前のペットのことは忘れたくても忘れられないのが普通だと思います。
重要なのは月日が経ってペットロスが落ち着いた後でも前のペットのことを忘れないということです。
悲しみが癒えた後でも本当に前のペットのことを愛おしく思えるかが、 良い飼い主と悪い飼い主の違いだと思います。
ペットロスが必ず治るとは限らない
ペットロス中に新しいペットを飼ってもペットロスが必ず治るとは限りません。
どんなに新しく迎えた子が可愛くて幸せだったとしても、前のペットを亡くした傷が癒えるのは時間がかかります。
というのも新しいペットを飼うということは悲しい気持ちにならないように心の奥底に問題を封じ込めたままで、根本的な解決には繋がらないからです。
本当にペットロスを乗り越えるためには、悲しい気持ちとも向き合い、時間をかけて心の整理をする必要があります。
具体的なペットロスの乗り越え方に関しては下の記事で解説しているのでご覧になってみてください 。↓
最後に
いかがでしたか?
一般的にペットロス中に新しいペットを飼うことは、確かに不謹慎だとか薄情だとか思われがちですが、ペットロスから立ち直る為の手段であれば新しい子を迎えること自体は全然悪いことではないと思います。
ただ前のペットが死んだから、暇ですぐに次の代わりのペットが欲しいと言う軽いノリで新しいペットを飼うのはさすがにダメだと思います。
人によって考え方は様々ですが、できれば前のペットの命を軽視しないような選択をしてほしいですね。
以上、いぬさいとでした。