ポメラニアンが吠えないようにするしつけの方法は?

こんにちは、いぬさいとです。

今回はポメラニアンが吠えないように成長するしつけの方法を詳しく説明していこうかと思います。

ポメラニアンはよく吠える!

ポメラニアンは他の犬種と比べて吠えないようにしつけるのは少し難しいです。

というのも、そもそもポメラニアンというのはよく吠える犬だと言われており、その元気さが良い意味でも悪い意味でも特徴の一つだと言えるからです。

かといってポメラニアンが吠えまくっても放置をし続けて、全く対応をしなかったら、どんどん悪い方向へ行ってしまい、飼い主にとってもストレスを感じる原因になりかねません。

犬のしつけというのは始めてすぐに効果が表れるようなものでもないので、気長に少しづつ「吠えても良い事が無いんだ」という事を愛犬のポメラニアンに刷り込んでいきましょう。

無駄吠えとは

ポメラニアンが吠えるという事はどんな意味があるのかという事を考えた事はありますか?

キャンキャンと甲高く、人によっては耳障りと感じてしまうかもしれないポメラニアンの無駄吠えですが、何も

「飼い主を困らせてやろう」

なんて考えて吠えている訳ではありません。

犬が吠えるという行動を示す時には必ず何か意味があるものです。

例えば興奮している時に威嚇行動として吠える事もあれば、怯えている時でも自分を奮い立たせる為に吠える事もあります。

一見「無駄吠え」として捉えがちなポメラニアンの行動ですが、吠えるという事はそれだけ何か解決しなくてはいけない問題があったり、飼い主に何か訴えたい事があるのでしょう。

つまり「無駄吠え」なんてものは存在していないのです。

吠えないようにするしつけ

それでは、ポメラニアンが吠えないように促す為にはどんなしつけが必要になるのか、具体的に紹介していきたいと思います。

要求に答えない

まず、ポメラニアンが吠える際には、飼い主に何かを要求している事が多いです。

ポメラニアンをケージの中に閉じ込めているのだとしたら

「出してほしい」という意思表示の可能性もありますし、

お散歩がしたい時には

「外に出たい」

暇な時には

「構ってほしい」

お腹が空いている時などは

「ご飯が欲しい」

などの、メッセージとして吠えている可能性が高いです。

しかし、ほえないようにする為には、これらのメッセージを素直に受け入れてしまうのは飼い主として失格です。

少し可愛そうかもしれませんが、絶対に吠えるのがうるさいからといって、これらの問題を解決してはいけないのです。

ポメラニアンは、吠える事でこれらの問題を何とかしてほしいと訴えている訳ですから、もしこれで問題を解決出来たと認識してしまうと、

「吠える=思い通りになる」と

勘違いしてしまう可能性があります。

すると、吠えないようになるばかりか、今まで以上に吠える事が増え、手が付けられない状態になってしまうかもしれません。

初めのうちは確かに、飼い主が対応してあげる事で吠えるのをやめさせる事ができるかもしれませんが、それも一時的なものなので、すぐに吠えだしてしまうという事も考えられます。

吠えない時に褒める

ポメラニアンが吠えないようにしつける際に重要な事は、吠えている時にしかる事ではなく、吠えない時に褒める事です。

例えば、散歩前や食事前などいつもは吠えるタイミングで少しでも吠えない間が出来た際のは、大げさに思い切り褒めてあげて下さい。

最初のうちは何で褒められたのかポメラニアンも理解出来ないかもしれませんが、何度もそれを続けているうちに、

「吠えない=褒められる=良い事」という認識に変わっていきます。

先ほども話した通り、吠えている時に褒めてしまうとむしろそれが逆効果となってしまうので、必ず吠えていない時に文字通り犬でも分かるよう、おおげさに褒めてあげてください。

おすわりや待てを応用する

吠える事の対策としては、「おすわり」や「待て」などを覚えさせてしまうのも、一つの手です。

ポメラニアンは意外と賢い方でもあるので、比較的に飼い主の命令も覚えやすいです。

「おすわり」や「待て」、「伏せ」などを習得させておけば、ポメラニアンが吠えだした時に命令をすればおとなしくさせる事も簡単になりますよ。

吠えないようにしつけをする際には、今まで覚えた命令を応用するのは非常に効果的です。

もちろん成功した際には褒めるのを忘れずに。

吠えないようにする手段としては効果的で、かつ愛犬との絆も深まるので出来れば早いうちから覚えさせておいた方が良いですね。

下の記事はポメラニアンの芸に関して詳しく解説しているのでご覧になってみて下さい。↓

【ポメラニアンはおすわりなどの芸を覚えない?】の記事はこちら

まとめ

いかがでしたか?

ポメラニアンはそもそも吠えやすい犬種で、吠え声もキャンキャンと甲高く「うるさい」と感じやすいですが、

飼い主が適切な吠えないようにするしつけを繰り返す事で、必ず改善する事ができます。

しつける際には、ポメラニアンが要求として吠えている可能性も高いので、飼い主がむやみに要求に答えてはいけません。

偶然吠えていない時に、分かりやすく大げさに褒めるのを繰り返してあげると良いでしょう。

また、ポメラニアンは賢いので「おすわり」などの命令を覚えるのも割と早いです。

吠えないようにするしつけの応用として、褒めるきっかけを与えられるので好循環を生み出しやすいですね。

以上、いぬさいとでした。

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