こんにちは、いぬさいとです。
犬の感情は尻尾に現れるとよく言いますよね。
嬉しいと尻尾を激しく振ったり、怯えていると尻尾を下げるという話を聞いたことがある人もいると思います。
しかし、それは尻尾の向きが特徴的なポメラニアンでも果たして同じなのでしょうか?
今回はポメラニアンの尻尾の動きについてどんな意味があるのか詳しく解説していこうかと思います。
もくじ
ポメラニアンの尻尾について
ポメラニアンの尻尾の形って他の犬種と比べても、結構特徴的ですよね。
尻尾の形は犬種によって様々ですが、多くの犬は細長い形をしていたり、微妙に曲がってる事が多いかと思います。
しかしポメラニアンはというと、毛のフサフサ感がかなり大きいので、他と比べてもより尻尾の存在感が大きいと感じます。
曲がり具合も綺麗な円形をしており美しいです。(お尻は丸見えですが)
例えるとしたら、お菓子のカ~ルのような感じでしょうか。
そんなポメラニアンの尻尾ですが、感情によってどのような動きをするか知っていますか?
ポメラニアンが尻尾を振らない
多くの犬は嬉しい時や楽しい時には尻尾を振る事がありますよね。
感情の表現としてうまく尻尾を活用するのが、犬という動物です。
しかしオンリーワンな形であるはずのポメラニアンですが、尻尾を振らないという事もあります。
どんなポメラニアンなのかに寄って違いもありますが、嬉しい気持ちが尻尾に表れない子も多いですね。
「なんで尻尾を振らないの?」と疑問に思った方もいるかもしれませんが、ポメラニアンはそもそも尻尾を振らない事もある犬種なので特に心配する必要はありません。
振ったとしても他の犬のように上下左右に激しく振るのではなく、左右にこまかく振るくらいなので、犬が喜んでいる時のイメージとは違うかもしれませんね。
尻尾が下がる原因は?
ポメラニアンは、嬉しい時に尻尾を振らないとしても、尻尾がの向きが下になって下がる事はよくあります。
他の犬種と同じように、マイナスな感情は尻尾に表れるという事ですね。
では、どんな時に尻尾が下がるのか詳しく解説していきます。
飼い主に叱られた
飼い主に叱られてしょんぼりした際には、ポメラニアンも尻尾が下がります。
元気っ子と言われるポメラニアンでもご主人に対してはメンタルで負けてしまうようです。
お風呂が嫌だ
お風呂が嫌いなポメラニアンは多いですが、これからお風呂に入れられる!と事前に察知した際は怯えたかのような仕草を見せて尻尾も下がるようです。
ブラッシングが嫌だ
ブラッシングも恐怖の対象として見るポメラニアンは多いですね。
たまにブラッシングをしてもらうのが気持ちよくて楽しみにしているポメラニアンもいますが・・・
爪切りが嫌だ
爪切りも嫌がる事が多いので尻尾が下がるのをよく見かけます。
体を固定されて動けないというのもポメラニアンにとってはストレスなのでしょう。
大きい音が怖い
大きい音にびっくりして、怖がる事もよくあります。
何かトラウマでもあるのでしょうか?
分かりませんが、尻尾を下げてそのままゲージの中に隠れるなんて事もありますね。
体調がわるい
何か原因がある訳でもなく、ポメラニアンが尻尾を下げている状態の時は注意が必要です。
どこか怪我をしていたり体調がわるかったりなどの可能性もあるので、様子を頻繁に確認してあげて下さい。
叱られる事が怖い
賢いポメラニアンは、叱られるような事をした自覚がある時に尻尾が下げる事もあります。
例えばトイレ以外でおしっこをしてしまった時など、「見つかったら怒られる」とビクビクしている状態ですね。
しつけはきちんとしておきましょう。
尻尾が曲がってるのは普通?
という事で、ポメラニアンの尻尾が下がる原因をいくつか紹介してみましたが、もちろん反応は犬によって様々なので当てはまらない事もあるでしょう。
ただ、ポメラニアンはマイナスな感情に反応して尻尾が動く事が多いので、尻尾が曲がってる状態というのはむしろ普通の事なので大丈夫です。
尻尾も含め、外見的には可愛らしくフワフワしたイメージですが、ポメラニアンの性格は凶暴な部分も少なからずあるのでしつけの際には注意してくださいね。
下の記事ではポメラニアンの凶暴性について解説しているのでよろしければご覧になって見て下さい。↓
【ポメラニアンは凶暴?優しい?】実は怖い性格の犬種だった の記事はこちら
まとめ
ポメラニアンは嬉しい事があっても楽しい事があっても尻尾を振らない事がありますが、プラスの気持ちを尻尾で表現するのが苦手なだけなので、本心ではきちんと喜んでいますよ。
逆に、マイナスの感情は尻尾が下がるなどの様子が見られるので分かりやすいですね。
怖いという感情だけでなく、緊張や不安などからも尻尾が下がる原因になり得るので、飼い主の方は愛犬の気持ちをしっかりとくみ取るようにしてください。
以上、いぬさいとでした。