ポメパピはポメラニアンとパピヨンのミックス犬です。
可愛らしい見た目で、なおかつ飼いやすい事から人気も高いですね。
ただ、ポメパピの具体的な特徴やどんな性格をしているのかを知らない方も多いので解説していきます。
ポメパピの特徴
ポメパピの最大の特徴は、パピヨンゆずりの大きな耳ですね。
ポメパピの耳の形はポメラニアンでは見られないので、ミックス犬の事を詳しくない人が見たらパピヨンだと勘違いしてしまうかもしれません。
ただ、顔つきを良く見ると目元やマズル(鼻)の長さなんかはポメラニアンに近いと感じますね。
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— DOG CAFE 789 (@nanahaku_789) December 5, 2017
顔のパーツひとつひとつはキツネ顔のポメラニアンをイメージしてもらえると分かりやすいかと思います。
ポメパピは耳が細長く立っているので、よりキツネ感が増していますね。
チワワなどから感じられる、小型犬特有のお人形のような可愛らしさは控えめなので、か弱い愛犬に愛情を注いで育てていきたいと考えている人には合っていないのかもしれません。
逆に、より生き物らしい(獣っぽい)小型犬を育ててみたいと方にはポメパピが好みだと言う人も多いですね。
ポメパピの性格
ポメパピはとにかく活発で、遊び好きなうえに賢い性格をしています。
かなりのかまってちゃんなので、信頼関係が結ばれた飼い主の事は大好きになり、帰宅時などは元気よく突撃してくる事でしょう。
散歩やボール遊びにも夢中になれるので、公園やドッグランなどで遊ばせるのにはかなり適したミックス犬だと言えます。
さらに、ポメパピは賢いので比較的しつけも簡単です。
たとえ無駄吠えや噛み癖などがあっても、しつけによって改善出来る事も多いのでポメパピは育てがいもあります。
トイレトレーニングにおいても場所を覚えやすいので苦労は少ないかと思います。
ただ、賢いという事はずる賢いという事でもあるので、飼い主に隠れてイタズラをしたり、飼い主の顔色を伺って行動する所はポメパピの事を可愛くないと感じてしまう方もいるかもしれません。
また、信頼関係が結ばれてない他人に対しては、警戒心をむき出しにして吠え続ける事もよくあるので注意が必要ですね。
ポメラニアンとパピヨンのミックス犬
ポメパピは先ほど説明した通り、ポメラニアンとパピヨンのミックス犬ですが、実はポメパピという犬種は存在していません。
ミックス犬と言えども、雑種である事には変わりないのでブリーダーやペットショップによっては、ポメパピという呼び方自体をしない可能性もあります。
よくある例としては、「ポメヨン」や「パピポメ」や「パピ二アン」などと呼ばれていたり、そのまま「ポメラニアンとパピヨンのミックス」として紹介されている事もありますね。
飼い主によっても様々な呼び方をしている方がいるのでややこしい事になっていますが、正解は無いですし、
あまり深く考える必要も無いので、好きな呼び方をしても構わないかと思います。
ポメパピの飼い方
ポメパピ(パピポメ)はどのような飼い方、しつけ方が適しているのか解説していきます。
怪我に注意
ポメパピの元となった犬種であるポメラニアンとパピヨンはどちらも骨細で怪我をしやすいという特徴があります。
なので、当然ポメパピにもその特徴は受け継がれてしまっています。
階段やソファーから飛び降りたりなどちょっとした事でも脱臼や骨折に繋がるので、部屋の飼育環境は結構、気を使う必要があるかもしれません。
もし家の中に高い段差があったとすれば、しつけによって登らないように促したり、サークルなどを用いてそもそもポメパピを段差に近づけないなどの工夫が必要になるかと思います。
安心できる環境
ポメパピ(パピポメ)はかまってちゃんの割には、常に飼い主にベッタリという訳では無いというのが特徴の一つです。
これはポメラニアンの習性が出ているのかもしれませんが、誰にも干渉されない自分だけの空間(ハウス)を大事にする傾向があります。
人間と同じように、常に飼い主に見られている環境が続くとポメパピもストレスが溜まって無駄吠えなどにも繋がりやすい為、適切な広さのハウスやケージを室内にしっかりと設置してあげましょう。
出来ればトイレと寝床は別にした方が犬にとっては良いとされており、ポメパピが過ごしやすい環境になるかと思うので意識しましょう。
またフローリングの床は滑りやすく、ポメパピの毛がに繋がるリスクが上がるので、少なくともポメパピが移動するであろう範囲には絨毯やカーペットなどを敷いてあげると良いかと思います。
まとめ
ここからはまとめです。
ポメパピはポメラニアンとパピヨンのミックス犬ですが、「パピポメ」や「ポメヨン」などとも呼ぶ事があります。
見た目はパピヨンの耳とポメラニアンの尻尾が強く反映されており、愛嬌のある可愛い顔つきをしています。
性格に関しては活発で遊び好きなので、公園などで遊ぶのに適していますね。
一方で賢いがゆえに飼い主の顔色を伺う事も多いので、人によっては苦手だと感じる方もいるかもしれません。
ポメパピは足の骨が細く、怪我をしやすいので室内の環境には注意しましょう。
部屋の構造によっては、ソファーや階段などの段差には近づけさせないなどの対策も必要になってくるかもしれません。
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以上、いぬさいとでした。