起き上がれない老犬に留守番させるのは、基本的にダメです。
老犬の健康状態にもよりますが、あまり放置すると、いざというときに
後悔するかもしれません。
なのでこの記事では、
- 1: 起き上がれない老犬の留守番前に準備すべきこと
- 2: 起き上がれない老犬にとって留守番が危険な理由
- 3: 起き上がれない老犬の安全な留守番方法
について、解説します。
起き上がれない老犬の留守番前に準備すべきこと
老犬を一人で留守番させる前に、必要なものが揃っているかを確認することが大切です。
たっぷりの食事と清潔な水、そして快適な寝床を必ず与えてください。
おもちゃやおやつを与えることで、不安や寂しさを軽減することができます。
起き上がれない老犬を留守番させる前に、準備に時間をかけ、計画的に行動することを心がけましょう。
まず、自宅が犬にとって安全な場所であるかどうかを確認することが大切です。
ベビーゲートやバリアーを設置し、留守中に犬が高い場所に簡単に出入りできないようにします。
掃除用具やレジ袋など、有害な可能性のあるものは必ず片付けておくことです。
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また、愛犬が快適に過ごせるように配慮してあげましょう。
お気に入りの毛布やおもちゃを与え、留守中に噛めるようなものを用意してあげましょう。
起き上がれない老犬の留守番が危険な理由
起き上がれない老犬を放置すると、場合によっては危険にさらされる可能性もあります。
専門家によると、起き上がって動き回ることができない老犬は、呼吸障害や感染症のリスクに悩まされる可能性があるそうです。
さらに、老犬は温度や環境の変化に敏感です。
ちょっとした変化で、健康に影響を及ぼす可能性もあります。
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他にも老犬を長時間放置しておくと危険なことがあります。
老犬が立ち上がれないと、転んだり、無理な姿勢で動けなくなったりすることがあります。
それから老犬は失禁することも多いので、留守中に事故に遭う可能性があります。
なぜなら、老犬は自分の排泄物をそのままにしてしまうので、皮膚病や感染症にかかる可能性があるからです。
最後に、高齢で動けない犬を放置しておくと、外敵に狙われる可能性があります。
老犬が立ち上がれないと、外敵が家に迷い込んできたときに身を守ることが難しくなります。
起き上がれない老犬の安全な留守番方法
起き上がれない老犬を留守番させる場合、危険を回避するためにできることがあります。
ペットが呼吸困難になっている場合は、落ち着いた快適な環境を整えてあげるようにしましょう。
加湿器も有効です。
侵入者からペットを守るために、防犯カメラやドアベル、鍵などを設置するのもよいでしょう。
起き上がれない老犬を一人で留守番させるとき、安全を確保するためにできる対策がいくつかあります。
最初に外に連れ出すことで、トイレ事情の事故は起こりにくくなります。
また、水分補給も大切なので、新鮮な水をたくさん与えてあげてください。
留守中に愛犬を見てくれる人がいない場合は、ドッグカメラを設置して、愛犬の様子を確認することもできます。
これによって、子犬の様子を確認することができ、安全で快適な生活を送ることができます。
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留守番中に万が一のときに備える必要があること
どんなに良い準備をしていても、事故は起こり得ます。
緊急時には、計画を立てておくことが大切です。
まず、かかりつけの獣医師の連絡先を手元に置いておくようにしましょう。
また、緊急時に信頼できる人にすぐに連絡できるように、緊急連絡先も手元に置いておくとよいでしょう。
必要なときに助けてくれる信頼できる人をリストアップしておくとよいでしょう。
もし間に合わない場合は、水を与えたり保温に努めたりと、ペットの応急処置をしてあげるとよいでしょう。
また、緊急時にペットの様子を見ることができる信頼できる近所の人や家族のリストを作っておくとよいでしょう。
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まとめ
起き上がれない老犬を一人で留守番させるのは心配ですが、きちんと対策をして必要な計画を立てておけば、留守番中のペットの安全・安心は確保できます。
さらに、緊急事態に備えた計画を立てておくことも大切です。
これらのポイントを押さえておけば、留守中のペットが安全で健康であることを確認できます。
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