こんにちはいぬさいとです。
あなたはもしかしてトイプードルのような超小型犬の噛みつきなんて、大したことないと思っているのではないでしょうか?
今回はトイプードルの本気噛みの危険性と噛みつきのしつけ方について解説していきます。
もくじ
トイプードルの本気噛み
トイプードルは小型犬の中でもさらに小さい、超小型犬という部類に属しています。
なのでその大きさから危険性が感じられないという方も多いですが、甘噛みではなく本気噛みに関しては、人間にとって脅威となるレベルで危険があります。
トイプードルの咬筋力をナメている人はちょっと考えてみて下さい。
産まれたばかりの子犬のトイプードルでさえ、木製できた家具をボロボロにしてしまうのですよ?
場合によっては人間の肌よりはるかに硬いプラスチックでさえ粉々に割るくらいトイプードルの本気噛みは強いのです。
この記事を書きながら思い出しましたが、筆者の愛犬は子犬の時に目ざまし時計を部品単位で粉々にした事があります。
恐らく歯が成長途中で痒かったのが原因ですが、幸いトイプードルの怪我には繋がらなかったので良かったです。
ただ、もし不意にトイプードルがキレてこんな力で人間の指を本気噛みしたらと思うと恐ろしいですね。
「動物に絶対は無い」とよく言われている通り、犬は時として人間の予想を越えた行動を突然し出す可能性もあるので注意しましょう。
トイプードルの噛みつきは危険
トイプードルの噛みつきは、一般的に皆さんが想像している以上に危険なものです。
たとえ、予防接種をきちんと受けており感染症にかかる事は無いとしても、トイプードルの歯は人間と違い鋭く細長いのでかなり傷が深くなります。
噛みつきを強くされた場合、切り傷というより刺し傷のような傷跡になってしまいます。
本当に肌の奥深くまで突き刺さるので、内部の組織も損傷し、自然治癒では完全に治らないケースもあります。
転んで怪我をしたり、カミソリで出血してしまった経験は誰にでもあるかとは思いますが、トイプードルの噛みつきは根本的にそれらの怪我とは全く別の物だと考えて下さい。
本気噛みの直し方
それでは、トイプードルの本気噛みの直し方について解説していきます。
大きな音を出す
もしトイプードルに本気噛みをされたら、その瞬間にすぐに大きな音を出すと効果的です。
犬は嗅覚だけでなく、聴覚も敏感なので大きな音は必ず驚きひるむので手を引き抜く事が出来ます。
これが大きな衝撃であるほどトイプードルもトラウマになるので今後、本気噛みをしてしまう機会も減るかと思います。
ただ本気噛みをしている時というのはプードルも興奮している状態なので、我に返させるために、かなり大きな音でないといけないので注意してください。
口の中に突っ込む
トイプードルが本気噛みをしている時というのは、手を引こうとすれば引こうとするほど離さない為により強く噛みつく事も多いです。
なので本気噛みをされた時には手を引くのではなく、逆に押して口の奥まで手を突っ込んでしまうと効果的です。
トイプードルにとっては苦しい思いをする事になるのでしつけとしては間違っていますが、不意に本気噛みをされた時にはそうも言ってられないので、冷静に対処する事が重要です。
噛みつきのしつけ
ここからはトイプードルの噛みつきのしつけは具体的にどうすれば良いのかを解説していきます。
普段から意識して噛みつきをしないようにしつけをしておく事でトイプードルを飼う上でのリスクを減らせるかと思います。
低い声で叱る
トイプードルが噛みつきをしそうな仕草を見せた時に、低い声でイケナイ!と注意しましょう。
絶対に「いけない!」という言葉で無くてはダメだという訳ではありませんが、重要なのは言葉を統一する事です。
「痛い!」「やめて!」など何種類も言葉があるとトイプードルも混乱してしまいますので、噛みつきをしたらこの言葉で怒られるという事を理解させるようにしましょう。
ちなみに子供の声や女の子の声だと低い声にならない為、トイプードルへ恐怖感を与える事が難しいので、多少噛みつきのしつけの難易度は上がるかもしれません。
水を吹きかける
常にリビングの中央などに霧吹きを準備しておき、もしトイプードルが噛みつきをしそうになったら水を吹きかけるというのも効果が高いです。
声で注意されるよりインパクトがあるのでトイプードルに「噛みつきをしたから水を掛けられたんだ」と自覚させる事が簡単です。
ただ、不意の噛みつきだった場合、霧吹きを取りに行くタイミングも無いので常に手の届く場所に配置しておく必要があります。
主従関係を築く
普段の生活の中で主従関係を築けていればそれだけ噛みつきをされるリスクを減らす事ができます。
トイプードルが噛みつきをするのは飼い主の事をナメていたり、立場の弱い人間を冷静に分析して威嚇している可能性もあるので、
人間の方が強い存在なんだという事を理解させておくのも重要です。
まとめ
いかがでしたか?
トイプードルの本気噛みはオスとかメスに限らず、子犬でもかなり咬筋力は強いので、毛がをする前にしっかりと対策を取っておく事が重要ですね。
噛みつきを予防する為に普段から、適切なしつけを行っていれば安全にトイプードルを飼う事ができます。
ただ、動物に絶対は無いので、油断していると痛い目を見る事もあります。
以前は噛まなかったから今回もトイプードルは噛まないだろうと思っているのは危険です。
仲良く暮らしたいのは分かりますが、トイプードルのような小さな犬でも主従関係はきっちり教え込んであげる事も重要です。
なつかないと、愛犬のトイプードル自体の事を嫌いになってしまう可能性もありますし、人によっては生理的な嫌悪感を感じる方もいます。
トイプードルの事を気持ち悪いと感じる前に、飼い主が自ら好きになる努力も必要ですね。
以上、いぬさいとでした。