こんにちは、いぬさいとです。
トイプードルが飼い主のお腹の上に乗る事は良くありますよね。
可愛らしいと思う方もいれば、ムカつくという人もいるかもしれませんが、実際、犬はどんな気持ちでお腹に乗ってきているのでしょうか?
もくじ
トイプードルお腹の上に乗るのはなぜ?
では、トイプードルが飼い主のお腹の上に乗る理由をいくつかまとめてみましたので、一つずつ紹介していきます。
順位付けをしている
犬は本能的に家族という社会の中でも順位付けすると言われています。
誰が自分より下なのか、誰が自分より偉いのかという事を測っている訳ですね。
これは、大昔に先祖が野生の群れとして団体行動で生きていた頃の名残りとも言えますが、その中でもリーダー各に位置する犬は誰よりも高い位置にいたそうです。
つまり、トイプードルも自分より下だと認識して順位付けをする為に、上に乗るという行動を取る事があるという事ですね。
飼い主の上に乗っているからと言って必ずしも順位付けをしているとは限りませんが、普段から吠えられていたり噛まれていたりする場合は、信頼関係を築けていないので順位付けをしている可能性は高いです。
飼い主の事が好き
順位付けとは全く逆で、トイプードルが飼い主の事を好きだからお腹の上に乗るという事もあるようです。
犬は、自分のよく知っている匂いが付いた場所が最も安心する場所と認識しています。
トイプードルが飼い主の事を信頼して、
「そばにいたい!」「構って欲しい!」
と考えている時に飼い主の上に乗るという事もあるそうです。
何も考えてない
一説では、現代の犬はそもそも野生の習慣など忘れており、高さによる順位付けなんてしないという意見もあります。
つまり飼い主の上に乗るのは、ただ単にその場所にいたいから。
お腹の上がクッション変わりになって気持ち良いのかもしれませんし、温かいのかも知れません。
特に大きな理由は無く、トイプードルも「なんとなく」お腹の上に乗っているだけかもしれません。
トイプードルがお腹の上に乗るのは良くない?
ここまでトイプードルがお腹の上に乗る理由を解説してきましたが、そもそもトイプードルがお腹の上に乗るのは良くないのか?という話です。
一昔前までは、犬に対しては主従関係を理解させる事が重要だと一般的にも言われていました。
実際、数年前のペット雑誌には犬にしつけをする際は、同じ目線に立ってはいけないと書かれています。
確かに、トイプードルにも主従関係を理解を理解させた方がしつけはやりやすくなりますが、目線の高さが主従関係に影響しているとはあまり思えません。
飼い主の上に乗っているからと言って必ずしも下に見ているという訳ではありませんし、意識して犬より高い位置で目線を合わせる必要もないかと思います。
その証拠に、しっかりと適切なしつけをしたトイプードルは、目線の低い子供でも信頼関係をきちんと築けますし、
普段飼い主の上に乗っているトイプードルが言う事を聞かないという事もほとんどありません。
トイプードルに悪気はない
お腹の上に乗られると自分の事を下に見られている気がしてイライラする、または重くて邪魔だと感じる気持ちは分かります。
ただ、仮に下に見ていたとしてもトイプードルに悪気はないという事は知っておいてください。
決して飼い主の事が憎くてお腹の上に乗っているのではなく、犬の習性として自然に行動しているだけなのです。
もしくは、先ほど説明した通り、ただ、飼い主の側にいたいだけかもしれないので、お腹の上に乗らないようにしつける必要はあまり無いかと思います。
ただ、もし飼い主が妊娠していたりお腹に圧力を加える事がまずい状況であったなら、トイプードルにしつけとしてお腹の上に乗らないようにするのは正しい判断と言えるでしょう。
そのような場合は、トイプードルがお腹の上に乗った瞬間に低い声で「いけない!」などと声をかけましょう。
止めてほしい時は、トイプードルが喜ぶような行動をしてはいけません。
撫でたり、優しく声をかけたりすると、「お腹の上に乗れば構ってくれる」と勘違いしてしまうのであえて冷たく接するのが効果的です。
まとめ
ここからはまとめです。
トイプードルがお腹の上に乗るのは飼い主の事をナメている可能性も無くは無いですが、それよりも単純に飼い主の側にいたいというケースの方が多いと思います。
犬は飼い主が好きであればそれだけ飼い主の匂いも好きになりますし、そこに寄って来る事も多いです。
詳しくは下の記事をご覧になってみてください。↓
犬の目線より下にいると、順位付けで下に見られるというのは最近ではあまり信憑性が無いとも言われていますね。
どうしてもお腹の上に乗って欲しくないのであれば、しつけによって改善する事も出来ますので、あまり深く考える必要は無いでしょう。
以上、いぬさいとでした。