こんにちは、いぬさいとです。
今回は犬の多頭飼いをしていく上で相性の良い犬種と相性の悪いついて解説しておきます。
多頭飼いで相性の良い犬種
相性の良い犬種というのは、一匹一匹によって性格が違うので一概には言えない所もありますが、ある程度目安としてどの犬種とどの犬種が相性が良いというのはよく話題にされています。
具体的には小型犬で言えばポメラニアンとマルチーズ相性が良いという話や、コーギーとペキニーズの相性は良いという話があります。
ここで言う相性というのは犬の性格的な組み合わせの話であり、どのくらい仲良くなれるかという目安になるものです。
実際に飼ってみると相性が良いか悪いかはよりも、同じ生活環境で問題なく飼えるかどうかというのが大事になってくるかと思います。
毛質が同じ犬種
犬を多頭飼いするためには、毛質が同じ犬種同士の方が良いとされています。
というも、仮にダブルコートの分厚い毛質の犬を飼っている中で、シングルコートの犬を飼っていたとしたら室温を調整する際にどちらに合わせたらよいか迷ってしまいますよね。
例えばポメラニアンのようなが寒さに強いダブルコートの犬種と、 マルチーズやヨークシャーテリアなどのシングルコートで比較的寒さにも弱い犬種は、同じ屋根の下で過ごしていくには少し不便なところがあるかと思います。
正直、性格的な部分で多頭飼いの相性を気にするよりも、こういった体質の違いをが少ない犬種の方が、実際多頭飼いがやりやすいかもしれません。
相性の悪い犬種は?
多頭飼いで「相性の良い犬種」と言うのは不確かな情報しか出回っていないので、あまり信憑性はありませんが、性格の面で「相性の悪い犬種」というのは確かに存在しています。
広くは知れ渡っていないものの一般的にポメラニアンとチワワを一緒に飼うと相性が悪いと言われていますね。
ポメラニアンの遊び好きで無邪気な性格とチワワの飼い主への依存体質が合わなくて喧嘩が多くなってしまうそうです。
他にもレトリバー同士の犬種、ゴールデンレトリバーとラブラドールレトリバーなど一見相性が良さそうな組み合わせにも思いますが、実際に飼ってみると気が合わないようです。
何でも、自分の安心できるスペースや陣地を取り合う傾向があるようです。
多頭飼いの相性はサイズも関係する
犬の多頭飼いの相性は性格という面で気になっている方が多いみたいですが、犬のサイズによっても相性の良さというのは変動してきます。
小型犬なら小型犬同士、大型犬なら大型犬同士と言った、同程度のサイズの相性が良いと思われがちですが実はそうとも限りません。
同じサイズ同士の犬種だと家族内の順位付けによって、どちらが偉いかお互い図ろうとするので喧嘩が多いそうです。
一番良いとされている相性は、謙虚な大型犬と活発な小型犬の組み合わせです。
謙虚の大型犬が見守るように小型犬との関わりをしていると、もし小型犬がやんちゃで元気な性格をしていても、大型犬に力でも構わないのである程度平和が保たれるそうです。
ただ実際は小型犬の多頭飼いをしている飼い主の方も多いですよね。
結局はしつけによってどの程度、同じサイズ同士の小競り合いが起きないように仕向けて行くかが重要なので別に、大型犬同士の多頭かいはダメ、小型犬同士で多頭飼いはダメという訳ではありません。
オスとメスについて
犬の多頭飼いをする際には性別による相性の違いについても理解しておく必要があります。
オス同士の性格やメス同士の相性はあまり良くないとされています。
場合によっては去勢手術などの必要もあるかと思うので、多頭飼いをしたいと考えている飼い主の方は意識しておきましょう。
詳しくは下の記事で解説しているのでご覧になってみてください。↓
犬種で相性は図れない
ここまで相性の良い犬種と悪い犬種を具体例を交えながら解説してきましたが、結論を言うと、犬種で相性は測れないという事です。
というのも、記事の冒頭で説明した通り、犬の性格は犬種によって左右されるのではなく、同じ犬種でも一匹一匹の性格はだいぶ差があるので
どのような環境で一緒に多頭飼いをしているかで相性は決まっていくものだと思います。
飼い主の方はどちらか片方の犬に対して愛情を注ぎすぎないよう、二匹に平等に接して飼い主の取り合いにならないような犬同士の関係性を築いていく事が重要だと思います。
まとめ
ここからはまとめです。
犬の多頭飼いので相性のいい犬種は ポメラニアンとマルチーズやペキニーズとコーギーなどと言われています。
多頭飼いで相性の悪い犬種はチワワとポメラニアンという話もよく聞きます。
サイズで言えば大型犬同士は小型犬同士よりも大型犬と小型犬などサイズの違う犬種同士の多頭飼いの方が相性が良いとされています。
ただ、しつけ方や噛み癖などをしっかりとしつけておかないと、弱い方の犬種は怪我をしてしまう可能性もあるので、飼い主の方は二匹の関係性をしっかりと把握しておく必要があります。
東海で相性の良い犬種と相性の悪い犬種は度々議論されていますが犬によって性格は様々なので結局犬種で相性は測れないという結論を出す人も多いです。
重要なのはどのような環境でどのようなしつけを行って生活を共にしていくかという事ですね。
以上、いぬさいとでした。