エジプトの犬ってシュッとしてて何だかっこいいですよね。
一度は飼ってみたいと思ったことがある人も多いのではないでしょうか?
今回はエジプトの犬と毛がない犬種について具体的に解説していきます。
エジプトの犬について
エジプトの犬というのは歴史上、最も早く犬として登場した生き物です。
犬はそもそも狼から派生して生まれたと言われていますが、エジプトで生まれた犬が一番最初に狼と別れ、犬種として認められたそうです。
知っての通りエジプトはかなり歴史のある土地であり、発見された古代遺跡から当時から犬が存在していたことを証明しています。
そんなワクワクするような研修が現代でも残っており、 日本でも買えるというのは犬の歴史に興味がない人にとってもロマンがありますよね。
毛が無い犬種は何?
それでは具体的なエジプトの犬種について解説していきます。
エジプトの犬種はサルーキと呼ばれる大型犬です。
体高は 約60センチ
体重は 約23キロ です。
珍しい上に美しい見た目をしているので、ドッグランなんかでは注目の的になりますね。
実はサルーキには スムースタイプとフェザードタイプがおり、全く毛がないのはスムースタイプのサルーキとなっております。
逆にフェザードタイプには耳と尻尾に飾り毛があります。
どちらのタイプも胴体には長い被毛はありません。
サルーキは非常に運動能力が高く、走るスピードは 時速60 km 以上と言われていますね。
実際に全力疾走で走った姿を見たことはありませんが、公道を走っている軽自動車並のスピードということなので、 脱走には注意が必要です。
実際に、アメリカでは逃走の危険がある犬種として定められており、サルーキを飼う場合は必ずリードは手放さないようにという注意がなされています。
サルーキの値段に関しては20万から30万程度と、意外と手の届く金額になっています。
かなり珍しい犬種ではあるのですが小型の人気研修と同じような値段というのは驚きです。
サルーキは大型犬ということなので、飼いにくさもあり、それだけ需要も低いということなのでしょう。
日本で飼える?
エジプトの犬、「サルーキ」は日本で飼えるのか?という話ですが、結論から言うと飼うこと自体は可能です。
ただし、 大型犬の中でも比較的運動量が必要な犬種ですので、こまめに散歩や体を動かす遊びができる環境でないと飼うのは難しいかもしれません。
ベストは安定した気温の庭の中で放し飼いにするか、 広い室内を自由に動き回れる環境が望ましいです。
そう考えるとエジプトの犬を日本で飼える環境を整えるのは、簡単とは言えないかもしれませんね。
毛がない犬種の特徴
ここからは、毛がない犬種の特徴について解説していきます。
毛のない犬種の一番の利点といえばやはり抜け毛が少ないということでしょう。
抜け毛は犬を飼う上で最も飼い主を悩ますポイントです。
毛がないので当然といえば当然ですがサルーキなどの犬種は どの季節であったとしても抜け毛を気にすることなく買うことができます。
また毛がない犬種は基本的に活発で、やんちゃな性格をしていると言われています。
サルーキもその例外ではなく、成犬になっても子犬のような言動を取る事が多いです。
例えば少しでも動くものを発見するとすぐに興味を示し飛びつくことも多いです。
普段は落ち着きがあり 感情を出さない かもしれませんが、刺激には非常に敏感で、飼い主が走り出せば同時に犬も走り出すことが多く、常に好奇心旺盛な姿を見ることができます。
飼っていてすごく楽しい犬種ですが、その分噛み癖や吠え癖をなくすようなしつけをしなければなりませんね。
エジプトの犬だけじゃない!
この記事では、主にサルーキの紹介をしていますが毛の無い犬種はエジプトの犬だけではありません。
ヘアレスドッグと呼ばれる毛がない犬種は、エジプトだけでなく ペルーやメキシコ 、アルゼンチンにも原産の犬がいます 。
その中の一つ、 メキシカンヘアレスドッグの姿はこちらになります 。↓
毛がない犬種の中でも、サルーキは「美しい」という印象を持つ方が多いかと思いますが、メキシカンヘアレスドッグはどちらかと言うと「怖い」という印象を受けますね。
毛がない犬種といえばエジプトの犬というイメージがありますが、実はいろんな国にそのような犬が存在しているという事です。
まとめ
ここからはまとめです。
サルーキは最も早く狼と別れた初めの犬種と言われているほど、昔から存在しているエジプトの犬です。
日本ではあまり需要がないため、その珍しさにしては値段は控えめなので、買おうと思えば日本でも飼うことができますが、 適切な飼育環境を準備するのは難しいかもしれません。
毛がない犬種はエジプトの犬だけではなく、様々な国に存在しています。
毛がない犬種の中でもサルーキは特に美しい見た目をしているので、個人的に最も魅力を感じる犬種ですね。
以上いぬさいとでした。