こんにちは、いぬさいとです。
チワワの赤ちゃんが欲しい!ブリーティングがしたい!と考えている方は、出産の為にまず交配の準備をする事から始まりますね。
今回はチワワの交配の方法と、具体的な相手探しの方法、オスとメスの手順について解説していきたいと思います。
チワワの交配はいつから?
チワワの交配を始める時期は、メスの発情期が重要なポイントになります。
チワワのメスは生後6ヶ月頃から発情期が始めるので、それ以前に交配をしようとしてもうまくいきません。
早く交配を始めたいと考えている方も、メスが生後6ヶ月を過ぎるまでは不可能だと考えておいて良いでしょう。
発情期は6ヶ月~8ヶ月の周期でやってきますので、事前にどのタイミングで交配をするか把握しておく事が重要です。
しかし、注意しなければならない点として、初めての発情期は精神的にチワワも安定していない為、交配をするのはおすすめしません。
なるべく2回目以降(13か月~18か月)の発情期のタイミングで交配を始めるようにしてください。
またチワワのオスに関しては、生後10ヵ月~12か月以降であれば交配は可能となります。
チワワの交配の方法
相手探し
チワワを交配させたい場合、まずは相手探しから始まります。
基本的にはペットショップやサークル、動物病院などで専門資格を持った方を通して行うのが良いとされています。
ただ、最近ではインターネットで交配の募集なども沢山あるので、知識がある方ならば、自宅で交配を済ませる事も一応可能です。
しかし、知らない人と交配の募集を通して話し合うのはそれなりにリスクもありますし、トラブルが起きた時にはややこしい事にもなるので、出来れば知人友人、親戚などすでに面識のある方を相手に選ぶのが無難かと思います。
顔合わせ
交配を始める前には、チワワのオスとメス同士で顔合わせをしておくのがおすすめです。
初めから交配をするのは、お互いのチワワが警戒してうまく行かない可能性もありますので、メスが発情期に差し掛かる前に、相手のチワワと遊ばせて慣れさせる事が重要です。
チワワの健康面
チワワの交配を始める際には、オスとメスの健康状態が悪ければ中止してください。
なんだか元気が無い場合や、病気や風邪を引いている可能性がある場合には交配は避けた方が良いでしょう。
特にワクチン接種はちゃんとしているか、寄生虫やノミ、ダニは駆除されているか、慢性疾患、遺伝性疾患などは無いかを入念に確認しておくようにしましょう。
リスクは大きい
この記事を読んでいる方は既に覚悟の決まった方かもしれませんが、一応忠告はしておきます。
チワワを交配させるという事は決して簡単に決めても良い事ではありません。
オス側のチワワはともかくメスのチワワや子犬には生命の危険が及ぶ事もあるという事を認知しておいてください。
特に、チワワという犬種は体が小さく体力も無いので、出産のリスクは高いですし、帝王切開などの可能性も含めて考えていかなければなりません。
ただ飼い主のエゴの「チワワの子犬が欲しいから」という気持ちだけで軽はずみにブリーティングに手を出すのだけは絶対にやめて下さいね。
チワワの交配の手順
チワワを交配させるにはまず落ち着ける場所で2匹を移動させる事から始まります。
少し様子を見てからメスの陰部に触れ、尻尾が左右に曲がってきたのを確認したらオスを近づけさせます。
ここからは基本的にメスが嫌がるので少々エグイですが、オスの気持ちとタイミングが合えば交配は成功となります。
上手く入らない場合は、時期をずらしてまた後日にするなど柔軟に対応しましょう。
また、メスが怒りだしてオスのチワワに噛みつくような仕草を見せた際には危険なのですぐに交配を中止するようにしてください。
オスの場合
チワワのオスを交配させる場合、なるべく自宅でメスのチワワと合わせるようにしてください。
というのも、交配の成功率はオスが落ち着ける環境であるかどうかが、かなり関係してくるので、メスのチワワがオスの家に訪問するような形で交配を進めていく方がよりスムーズに済む事が多いです。
チワワを預ける場合は大体2泊3日で2回掛ける事が多いですが、妊娠の可能性は40%~50%と言われています。
ただ、メスがどうしても落ち着かずに、オスのチワワを警戒してしまうようでしたらメスの家で交配をさせるという事もあるようです。
メスの場合
チワワの交配は、メスの方がリスクは高いです。
それを必ず、両者の飼い主が認識し同意した上で交配の手順を済ませるようにしてください。
自然分娩でも平気な事もありますが、チワワは基本的に難産だと思っておいた方が良いでしょう。
チワワのメスは、配でも辛い思いをしますが、妊娠から出産にかけてはさらに大変な思いをする事になるので、
少しでもリスクを軽減させる為にも飼い主の方はしっかりと知識を身に付けておきましょう。
下の記事ではチワワの出産に関して解説しているので参考にして下さい。↓
まとめ
いかがでしたか?
チワワの交配について解説してきましたが、多くの方は想像以上に難しそうだという感想を持ったかと思います。
まさしくその通りで、チワワの交配にはリスクもあるので決して簡単な事ではないし、知識が無い人が軽はずみで手を出すと、事故にも繋がりかねない事です。
一番良くないのは、チワワの子犬が欲しいからといって適当に交配募集に乗っかり素人同士で始めてしまう事です。
出来れば専門資格を持った人の意見を聞きながら、万全の対策を取ったうえで交配を進めていくと良いでしょう。
以上、いぬさいとでした。