以前はフードやおやつを丸のみして食べていた犬が、気付いたら噛んで食べるようになっていた!
なんてことはありませんか?
- 「どうしてゆっくり食べるようになったんだろう?」
- 「性格が変わったのかな?」
- 「歯が痛いのかな?」
- 「体調が悪いのかな?」
などと心配になりますよね。
じゃあこの記事では、
- 犬が噛んでエサを食べるようになった原因は?
- ゆっくり食べるようになった理由
- 食べ方が変わった犬の心理
- 犬がご飯を途中でやめる理由
- 急に食べるのが遅くなっ たのはなぜ?
- 犬がご飯をちょこちょこ食べることについて
- 犬のだらだら食いについて
などを解説していきます。
もくじ
犬が噛んでエサを食べるようになった原因は?
犬が食べ物を噛んでから食べるようになったのには、さまざまな理由が考えられます。
歯周病や歯の摩耗など、歯の健康に関わる基礎的な問題が原因である場合もあります。
とはいえ、犬が食べ物を飲み込む前によく噛むこと自体は、消化がよくなる可能性があるので、良いことだったりもします。
それから心理的な問題も関係しているかもしれません。
室内飼いで安定した飼育環境にある犬は、全くストレスを感じていないことから、食べ物をゆっくり噛むようになることがあります。
また、ゆっくり噛むことでおやつをもらったり、
飼い主と長く遊んだりすることができると考え、注目を集めようとする行動である可能性もあります。
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ゆっくり食べるようになった理由
犬が食習慣を変えた場合、食べ物を選り好みするようになったのかもしれません。
つまり、犬の心理的な成長です。
また、歯肉炎などの歯の病気によって、歯ぐきや歯の痛みを避けるために噛み方を変えることもあります。
また本能的に、ゆっくり噛むことで栄養が増えると思い、食べるスピードが遅くなっている可能性もあります。
それほど犬の知能は高く、本能的な感覚は鋭いのです。
そして、そのような犬は食事に含まれる栄養が不足している可能性があります。
つまり食事から最大限の効果を得ようとしているのです。
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食べ方が変わった犬の心理
犬が食べ物をゆっくり噛むようになったとき、本能的に食べ過ぎを防ごうとしているのかもしれません。
ストレスや不安を感じている場合、自分を癒すために食べ過ぎてしまい、肥満や糖尿病などの病気を引き起こす可能性があります。
その証拠に野生下では、餌の量が少ないため、ゆっくり食べることが普通だったりします。
犬がご飯を途中でやめる理由
犬が食事の途中で食べるのをやめてしまうのには、さまざまな理由が考えられます。
音が大きすぎたり、気が散るような環境では、犬は集中できず、満腹になる前に食べるのをやめてしまうかもしれません。
いずれの場合も、犬が快適に食事ができるよう、リラックスできる環境づくりを心がけることが大切です。
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急に食べるのが遅くなったのはなぜ?
人と同じように、犬もさまざまな理由で食べるスピードが遅くなることがあります。
愛犬の食べるスピードが遅くなったり、途中で食べなくなったりしたら、注意をして犬の様子を観察することが大切です。
もしそれが定期的に起こるのであれば、食べるのが遅くなったのは、犬の精神状態や食べ物に問題がある可能性があります。
犬がご飯をちょこちょこ食べることについて
犬が少ししか食べないのに、もう十分だと思うのは、その食べ物が健康にとって有益でなかったからかもしれません。
また、体調が悪くて大食いができない場合もありますので、食事中の様子を観察し、獣医さんに相談することも大切です。
ちなみに下の記事のように育犬ノイローゼになってしまう人もいるので注意してください↓
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犬のだらだら食いについて
実はだらだら食いは、食べ物がより消化されやすくなり、犬の健康にもつながります。
ただし、犬のだらだら食いは食事に飽きたり、
全体的に運動不足が原因の可能性もあるので注意が必要です。
まとめ
犬が食習慣を変え、食べ物を噛むスピードが遅くなったり、食事の途中で食べなくなったりするのには、さまざまな理由が考えられます。
これからはペットの様子を注意深く観察するようにしましょう。