虹の橋が気持ち悪いと言われてるのはなぜ?

この記事はペットの死について触れています。

そのようなワードが敏感な方にとっては不快な思いをする可能性がありますので、一応閲覧注意です。

虹の橋が気持ち悪い理由

いぬたろう
虹の橋って素敵な表現だと思うけど、人によっては気持ち悪いと感じる人も多いよね。
竹田和彦
悲しい事に、ツイッターではよく虹の橋が馬鹿にされていたりネタにされているよ。

虹の橋は、犬や猫、うさぎなどのペットを亡くした方にとってかなり救われる表現ですが、信じる人もいれば全く信じていないという方も多いですよね。

実際に虹の橋を信じている人を「気持ち悪い」と中傷する声もあるのは事実です。

そこで、今回はなぜ虹の橋を気持ち悪いと思うのか様々な意見をまとめてみました。

非現実的すぎる

虹の橋はペットが亡くなった後、天国に行く前にたどり着く場所として知られています。

そこでは死んだペット達が元気だった頃の姿に戻って、走り回って幸せに暮らしているとの事です。

幸せな話のようにも思いますが、内容があまりにも非現実的すぎて若干宗教じみているというか、嘘っぽいと感じる人も多いようですね。

これが虹の橋の話自体が気持ち悪いという理由にもなっています。

都合が良すぎる

虹の橋の話はあまりにも飼い主にとって都合が良すぎるとも言われています。

死んだペットは幸せに暮らしていながらも、飼い主の事をずっと待っていてくれるとの事ですが、

確かに今後再会出来るというのははお互いにとって嬉しい事なのかもしれませんが、亡くなったすべての犬や猫やうさぎが、本当に「飼い主に会いたい!」と思っているかどうかはまた別の話ですよね。

仮に虹の橋というものが本当にあったとしても、ペットの性格によっては全く飼い主に依存していない子もいる訳で、「さっさと生まれ変わりたいなー」と思っている子も中に入るかもしれませんね。

このような、飼い主にとって都合が良すぎるエゴ的な考えは、虹の橋気が持ち悪いと言われている理由の一つです。

ペットだけ特別扱い

虹の橋はなぜか人間に愛されていたペットだけが行ける世界とされています。

単純にペットだけ特別扱いされている事に疑問を抱いている人が多いです。

人間に食べられた家畜だって農家の人が愛情をかけて育てているはずなのに、虹の橋に行けないというのはなんだか報われないですよね。

この事から虹の橋の設定自体が気持ち悪いという感じる人がいるみたいですね。

ペットロスに否定的

ペットロスに否定的な人は虹の橋が気持ち悪いと思う人も多いです。

そのような人は、ペットを亡くしたくらいでふさぎこんでしまう人がいるのが理解できないようで、本来は飼い主を慰める存在であるはずの虹の橋も、その人にとっては気持ち悪いと感じてしまうようです。

作り話だから

虹の橋はそもそも人間が作った作り話だから信じている人は気持ち悪いと考える現実主義の方も多いです。

確かに有名な虹の橋の詩は人間が作った作り話の可能性が高いですが、原作者は未だ不明とされています。

【ツイッターの反応】

虹の橋はある?

虹の橋はこれまでペットロスになった多くの飼い主の傷を癒して来ただろうと思いますが、実際はペットロスになった方でも虹の橋を信じないという方も意外と多いようです。

死後の世界や幽霊を信じていない方にとってみれば虹の橋の本当にあるなんて馬鹿馬鹿しいと思うかもしれませんが、

本当に虹の橋はあるかもしれないというのはご存知ですか?

下の記事では、虹の橋は本当にある理由を解説しているのでご覧になってみて下さい。↓

【虹の橋は本当にあるの?】の記事はこちら

虹の橋を気持ち悪いと言わないで

もし、虹の橋の存在を信じていない方がいたとしても、虹の橋を信じている方に向かって「虹の橋なんて気持ち悪い」とは絶対に言わないでください。

たとえ赤の他人だとしてもその人が傷つくのは間違いありません。

というのも、実はその人も虹の橋は本当は信じていないけど、そう思わないと辛いからわざと自分で自分に信じ込ませているという可能性もあります。

確かに、ペットを亡くした直後は「もう二度と会えない」なんて現実を受け入れたくないですよね。

それなのに、「 虹の橋が気持ち悪い」なんて言われたらその人は、心に抱えた寂しい気持ちを解消することができないので、より辛い思いをすることになるかと思います。

たとえ虹の橋を信じていなかったとしても、優しく同調してあげるのが適切な対応だと言えるでしょう。

最後に

今回の記事では、虹の橋が気持ち悪いと言われている具体的な理由を解説してきましたが、 正直心が痛くなる意見も多く見かけました。

虹の橋は確かに非現実的なところはありますが、事実ペットを亡くした人にとってみればおても報われる素敵な話だと思うので、それを否定するのはあまりに残酷だと思います。

もし友人や親戚、 SNS などで虹の橋を信じている人を見かけても気持ち悪いとは言わないでそっとしておいて あげてください。

以上、いぬさいとでした。

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コメント

  1. K より:

    最近よく目にする「虹の橋を~」の表現に違和感を感じていたので、大いに頷ける内容でした。
    ペットを亡くした人達の悲しみには共通項があるからこそ、その悲しみをおしなべて和らげてくれる言い回しが受け入れられ広まったのでしょう。
    しかしやはり、作者不明の言い回しをそのまま引用しあたかもそれがスタンダードであるかのように錯覚させる(結果的に)スタイルはいただけないので、私はこれからもこの表現に出会ったら違和感を感じ続けるだろうこともはっきりしました。

  2. ああああ より:

    虹の橋って表現は普通に興味ない人には気持ち悪い。せめて見えないところでスピリチュアルで幼稚な考えは身内だけでやってて欲しいわ。
    ちゃんと死に向き合って受け入れてる人間には目障り過ぎる表現。死んだら骨になってさよならで、飼い主の事待ってたりなんかしない。

  3. 梅太郎 より:

    それ言っちゃったら
    「お盆にご先祖様が帰ってくる」も気持ち悪くないですか?

  4. 愛美愛主 より:

    虹の橋は一つではありません。
    ペットを飼った人が望むだけ存在します。
    ですので家畜を飼ってた人も望めばあるのでしょう。
    何百何千何万の家畜たちが虹の橋で待ってますよ。

    あと生まれ変わりの概念は宗教によって違うようです。

  5. るんうん より:

    私は、2017年愛猫を喪い、ペットロス状態が続いております。でも、これは個人の感覚なので、否定するとか、肯定するとかの問題ではないと思います。
    ただ、このPOEMが、悪用され、金儲けに利用されていることには、心外しています。他人の悲しみを利用し、そのような行為は、許してはいけないと思います。

  6. R より:

    ペットと離れ離れになるのは悲しい事ですね
    わたしも泣きました

    しかし、わたしは違和感をおぼえます
    虹の橋表現の根底には
    「ペットは所有物であり、
    自分(飼い主)に無条件で仕えるべきである」
    という信条を感じます。
    人間の家族が死んだら、橋の向こうで待ちますか?
    勝手に成仏してるでしょう

    ペットもそれぞれの生きた道のりがあったのだから
    それを尊重してあげられないのは
    コントロール欲求が強いだけですね
    近くにいたら距離を取ります

  7. 愛ちゃん大好き より:

    虹の橋を別に否定はしていませんでしたが、愛猫が亡くなって葬儀をした葬儀場で、頼みもしないのに家族でも何でもない葬儀場のスタッフの女性が「虹の橋」の朗読を始めた時は腹が立って仕方なかったです。
    『良く頑張って生きたね』って立ち直ろうとなるだけ明るく見送ろうと必死だったのに、飼い主の気持ちをぶった斬るように情緒たっぷりにいきなり他人が『虹の橋』を朗読し始めたので、それ以来虹の橋が個人的に大嫌いになってしまいました。
    なんか、悲しみを増長させるような内容に思えてきました。
    でも、この文章で癒される方もいらっしゃるのは承知なので、これはとてもデリケートなことで、悲しんで心の救いを求めている飼い主さん本人の好みもあるので、他人が薦める言葉ではなくて飼い主さん本人が出逢う言葉ですね。