「本当にあの子は幸せだったのかな?」
大好きな愛犬の死後、こんなふうにふと考えてしまう事は誰にでもあると思います。
「亡くなった犬の気持ちを知りたい!」
という方の為に、この記事では愛犬の幸せについて考えていきたいと思います。
愛犬は幸せだったのか
犬を飼う上で一番大きなデメリットとも言えるのが愛犬との死別ですよね。
深い悲しみの後に湧いてくるひとつの疑問、それは「愛犬は本当に幸せだったのか」という事です。
あなたは悲しみを癒す為にこの記事をご覧になっているのかもしれませんが、現実をお伝えすると、「分からない」というのも一つの答えになるかと思います。
というのも、犬の幸せというのは犬自身にしか分からず、飼い主の飼い方しつけ方次第で愛犬が幸せを実感していたかどうかは変わるからです。
もし、しつけのつもりで犬が怯えるほど何回も手を上げてしまった場合は、もしかしたらその犬は幸せを実感していなかったかもしれませんし、愛犬の事を大切に大事に育ててきた場合は幸せを実感していた可能性は高いです。
具体的に判断できるポイントがあるとするならば、それは犬が飼い主のことを好きになっていたかどうかです。
犬が元気な時に、飼い主の側に寄り添ったり飼い主に対して構ってほしいアピールをしていた場合は、高確率で犬は幸せだった事だろうと思います。
というのも、犬が飼い主のことを好きになるということは、それだけ安心できる環境で暮らしていたという事です。
仮に依存しすぎていたとしても、ペットショップや野生で生涯を終えていたら、愛される喜びを知らないまま過ごしていたかもしれません。
そう考えると、もし愛犬のことをあまり可愛がってあげられなかった方でも犬から好かれていたのであれば幸せだったと言えるでしょう。
しかし、犬の性格によってはコミュニケーションをとる事自体があまりが好きではなく、一緒に過ごしていながらもあまり干渉する事なく自由に過ごすのが幸せだった犬もいるかと思います。
なので、決して一概には言えませんが、基本的には衛生的な食べ物と危険のない住処を与えてあげただけでも、犬は幸せだったと言えるでしょう。
犬が言葉を話せればどんなに良かったか
犬が幸せだったのかを考えてしまう際によく思うのは、「犬が言葉を話せればどんなに良かったか」ということですね。
もし犬が言葉を話せれば、本当に幸せだったのかもすぐに分かりますし、辛い時や悲しい時にどう対処してあげたら良いのかもすぐに分かりますよね。
これはもう仕方の無い事ですが決して勘違いして欲しくないのは、こちらの言葉は愛犬にしっかり届いていたという事です。
犬は声帯の構造上、基本的に吠えるだけしかできませんが、知能的には人間の言葉をある程度理解できると言われています。
複雑な文章は完全に理解できないかもしれませんが少なくとも、かわいがってあげた時の声かけや優しく語りかけるような言葉かけをしている際の飼い主の意図はくみ取ってくれていると思います。
これは別にペットロスになった方への慰めとして言っているのではなく、犬の生態的に考えても紛れもない事実です。
犬の気持ちは分からなくても、こちらの気持ちは耳に届いているので安心してください 。
亡くなった犬の気持ちを知りたい
「亡くなった犬の気持ちを知りたい!」と、どんなに願ってもそれは現実的に叶わない事でもあります。
出来る事なら、あの歌のように「本当にお前は幸せだったかい?」と問いかけてみたいですが当然答えは返ってきません。
残酷かもしれませんが亡くなった犬の気持ちはその犬にしか分からず、飼い主はその事を受け止めるしかないのです。
しかし世の中にはそのような気持ちを餌にした、まるで真実を知れるかのようなサイトや業者も多く存在しています。
スピリチュアル的な事を信じるか信じないかは人によりますが、自分で自分を苦しめるような答え探しはあまりおすすめしません。
先ほども話したように、最低限の質が保たれた生活を与えていたのであれば、基本的にどんな犬でも幸せだったのですから、いくら考えてもそれで納得するしかないと思います。
ペットロスに注意
飼い犬が死んだ直後は
「最初から犬なんて飼っていなければこんなに辛い思いをせずに済んだのに」
と後悔する人もいるかもしれません。
しかし愛犬と一緒に過ごした毎日は、本当にかけがえのない宝物であることは事実です。
気持ちのあり方は人それぞれですが、いつまでも落ち込んでいては天国の愛犬も悲しむと思いますよ。
特に、ペットロスになってしまうと飼い主の普段の生活にも悪影響を及ぼす可能性があります。
愛犬のことを忘れる必要はありませんが、少しでも前向きに後悔のない人生を歩んでください。
それが愛犬の為にもなると思っています。
虹の橋について
愛されていた犬は虹の橋と呼ばれる場所に行くという話があります。
この虹の橋が本当にあるのかどうかについては賛否両論ですが、 この話を知ったおかげでかなり救われたという方も多いです。
下の記事では「虹の橋が本当にある」と思われる理由を解説しているのでご覧になってみてください。↓
最後に
ここからはまとめです。
犬が本当に幸せだったのかについては人それぞれ考え方が違うので、何が正しいのかは非常に難しいですが、
犬が幸せを実感する事は敷居の高い事では無いので、普通に愛犬と一緒に生活をしていた方は心配する必要はありません。
どんなに悲しくても後悔をしても答えを求めて悩みすぎるのは良くないので、自分の納得できる考え方を持つ事も重要だと思います。
以上、いぬさいとでした。
コメント
竹田さん。初めまして。とても犬達を愛している方だと感じてコメントをさせて頂きます。生まれ変わりについて…私が今飼っているトイプードルは、私が飼っていた犬の6代目ですが…私は家庭の事情で高校生までは、小鳥しか飼っていませんでした。中学生の時に飼育係になった時に、貰ったセキセイインコのヒナが6年生きたのですが、その子に今のトイプードルが似ていて生まれ変わりだと感じています。他の小鳥より私に懐いていました。みかん(柑橘系好きです)とスイカが好きな事。抱っこより肩に乗るのが好きな事。普通のトイプードルでは珍しいです。生まれ変わりって有ると思って、セキセイインコに出来切れなかった愛情を、今のトイプードルに注いでいます。