人間に愛されたペット達は亡くなった後、天国の手前にある虹の橋という場所で飼い主さんとの再会を待っていると言われています。
この話はペットロスになってしまった多くの人に希望を与えているようですが、そもそも虹の橋は本当にあるのでしょうか?
よくある胡散臭いスピリチュアル的な意見ではなく、科学的な見解も含めて解説していきます。
虹の橋は本当にあるの?
虹の橋は亡くなった犬や猫などのペット達が、死んでしまう以前の一番元気だった頃の姿に戻り、幸せに暮らしている場所です。
不自由無く暮らせてとても楽しい場所のようですが、「飼い主と会えないのが寂しい」という事だけが虹の橋にいるペット達にとっての悩みで、再会するのをずっと待っているそうです。
虹の橋が本当にあるとしたら、ペットを亡くした飼い主はとても救われますよね。
特に、ペットロスになってしまった方は、
「生きている間にもっと可愛がっておけばよかった」とか
「もっと出来る事はあったんじゃないか」などと、後悔をしている人も多いと思います。
そんな辛い気持ちを抱えているのであれば、また再会出来るとするならこれ以上の幸せはないですよね。
しかし、この虹の橋はあまりにも非現実的なので、信じないという人も実際多いみたいです。
確かに死んでしまったペット達が過ごしている場所など、若干宗教じみていて嘘っぽいと疑う気持ちも分からなくもないです。
虹の橋を考えた人は?
そもそもの虹の橋を考えた人はどんな人なのでしょうか?
虹の橋を作った人の目的や経緯を知ることができれば虹の橋が本当の話なのか単なる創作物なのか判断しやすいかと思います。
しかし、調べてみたところ残念ながら原作者は今だ不明のようです。
この詩が作られた時期に関しては1980年から1990年頃と言われていますが原作者が不明というのはおかしな話ですよね。
この時代にはネットも浸透しておらず、一個人が詩を発表して有名になるのはかなり難しいはずですが、その原作者自体が不明というのは非常に不思議です。
虹の橋が広まったのは、その詩がきっかけである事は間違いないですが、 もしかすると虹の橋というのは個人で作られた創作物では無く、
最初から言い伝えや都市伝説のようなものが本当にあるのかもしれませんね。
もしくは虹の橋の詩の原作者が神のような存在で虹の橋を作った張本人かも!・・・
なんて、考えすぎですかね?
虹の橋が本当にある理由
今度は、虹の橋が本当にある理由を科学的な観点から見て解説していきたいと思います。
死後の世界や幽霊などスピリチュアル的なことを信じていない方にとってみれば虹の橋なんて信じないかと思いますが、 完全に無いと決めつけるのは早いと思います。
ここからは量子力学的な話になりますが、魂には重さがあるというのを知っていますか?
完全に体が機能していない死んだ生き物と、生きている状態の同じ生き物の体重は違うという話があります。
目に見えないほど小さい、分子や原子よりさらに小さな物質である素粒子の世界では、固体、液体、気体、どんな物でも完全に消えてなくなるということは宇宙の法則的にもありえないのです。
最近の研究では観測こそまだ出来ていないものの、間接的な実験結果から感情にも質量があるという事が証明されています。
話は戻りますが、つまり死んだペットの魂もその例外ではなく、完全に消えてなくなるということは無いということですね。
では、死んだペットは一体どこに行ってしまうのか、天国に行くのか、違う生き物として生まれ変わるのか、具体的な仕組みは残念ながら現在の科学では解明できていません。
しかし、そう考えると亡くなったペットが魂の変換過程で虹の橋に留まるというのも一応合理的な考えだと言えるでしょう。
虹の橋が本当にある可能性は決して0ではなく、むしろこの先何十年か何百年、人類の科学が進めばその場所も解明できるのかもしれませんね。
虹の橋が無いのは悲しすぎる
虹の橋は本当にあるの無いのか、真実なんてどうでも良くて、「ある」と信じないと悲しすぎるからやっていけないという声も多いです。
確かに大好きなペットが亡くなって落ち込んでいる最中に虹の橋があるのか無いのかなんて考える余裕なんて無いのかもしれません。
少しでも前向きに生きていこうとしている中で、もし虹の橋がないなんていう現実を知ったとしても、その人は気力がなくなるだけでメリットなんてありませんよね。
もし虹の橋が本当はないとしても、「あの子が待ってるんだから頑張ろう」という気持ち自体がペットロスにならない為に最も重要な物なのかもしれません。
具体的なペットロスの乗り越え方は、下の記事で詳しく解説しているのでご覧になってみて下さい。↓
無くても良いという意見も
ペットを亡くした方の中には虹の橋はなくても良いという意外な意見もありました。
ペットに今後会えないのは寂しいけど天国で幸せに暮らしているか、生まれ変わって元気にやっていれさえすれば自分も頑張ろうという気になるとの事です。
確かに、死んでしまった猫や犬にまた会いたいと思っていたとしても、考え方によってはそれ自体が飼い主のエゴなのかもしれません。
悲しいかもしれませんが、いつまでも後悔して未練を残していても先には進めません。
飼い主の方が元気になってこれまでと同じように楽しい毎日を送ることは飼っていたペットにとっても幸せなのかもしれません。
最後に
いかがでしたか ?
今回は虹の橋が本当にあるのかについて解説してきましたが、 結局は飼い主一人一人によって気持ちの持ちようは変わってくるので、
信じたい人信じる。信じない人は別の考え方でペットの死を乗り越えるのが最適なのではないでしょうか?
以上、いぬさいとでした。