ポメラニアンはおすわりなどの芸を覚えない?

こんにちは、いぬさいとです。

ポメラニアンを飼っている飼い主さんの中には、

「中々おすわりができない」

「いつまで経っても芸を覚えない」と、

困っている方も多いのではないでしょうか?

今回は、ポメラニアンはそもそも芸を覚えるのか?という話と、一番効率の良い芸の教え方について詳しく解説していきたいと思います。

ポメラニアンはおすわりを覚えない?

それでは、ポメラニアンはそもそもおすわりを覚えるのか?という話からですが、結論から言うとめちゃくちゃ覚えます。

ポメラニアンはおすわりに限らず、難易度の高い芸も比較的簡単に覚える事ができます。

というのもポメラニアンの先祖は元々大型犬の賢い犬種のサモエドであり、その頭の良さを受け継いでいるからです。

世界の頭のいい犬ランキングでもポメラニアンは常に上位に位置している事から、見かけは可愛らしく無邪気なポメラニアンですが、しつけの難易度で言うとかなり簡単な方なのです。

つまりポメラニアンがおすわりや他の芸を覚えないと言う場合は、飼い主のしつけの方法が間違っていたり、ポメラニアンをしつける成長時期の認識がズレていたりするというのがほとんどです。

ポメラニアンにしつけをするのに最適な時期に関しては、この記事の下の方で解説していますが、まずはおすわりの効率的な教え方について解説していきます。

おすわり教え方

ポメラニアンにおすわりを教える際には、おやつがあると便利です。

おやつが無くてもおすわりを教える事は可能ですが、あった方がより効率的に覚えさせる事ができます。

具体的にどのような教え方をすれば良いのかと言うと、まずポメラニアンに対し、おやつを見せて興味を持たせます。

そして「おすわり」の掛け声を何度も発しながら、おしりを軽く押してあげます。

最初は喰い気味でおやつの方に突進してきますが、何度も繰り返してじらす事で、ポメラニアンもお尻を押された勢いに促されて、おすわりをする事があります。

その瞬間に分かりやすく褒めてあげながらおやつを食べさせましょう。

要は偶然おすわりが出来たタイミングですぐにおやつをあげて喜ばせるという事です。

頭の良くない犬種でもこれを何度も繰り返していれば必ずおすわりは習得できるので、頭の良いポメラニアンに関しては割と早くに

「これがおすわりって言うのか!」という認識を犬に持たせる事が出来るかと思います。

ポメラニアンの芸の教え方

おすわり以外の芸(お手や伏せ、待てなど)に関しても、おすわりと同じような教え方で問題無いです。

ポメラニアンに好物なおやつをご褒美としてあげながら、偶然芸が成功するように促していきましょう。

しかし、ポメラニアンの芸の教え方についてはいくつか注意しなくてはならないポイントもあるので一つずつ解説していきます。

おやつは喜ぶ物を

おやつが魅力的な物でないとポメラニアンは成功体験として記憶が残らない為、いつまで経っても芸が覚えられないという事があります。

しつけがうまくいくかどうかは、ご褒美に対してポメラニアンが喜ぶかどうかにかなり左右されるのでその辺も考慮しながら芸を仕込んでいきましょう。

叱るのはNG

芸が中々できないからといってポメラニアンを叱ってしまうのは正しい芸の教え方とは言えません。

叱ったからといって、ポメラニアンが芸に対して理解が出来るようになる訳ではありませんし、むしろ芸を覚える事がトラウマになってしまう可能性もあります。

少しでもポメラニアンがストレスを感じているなと思ったら、しばらく芸を覚えさせるのは休止してください。

子犬の場合は

記事の冒頭で少し触れましたが、産まれ立ての子犬の時期では、まだ芸を覚える事は難しいです。

知能もまだ未熟ですし、成功体験というのが記憶されなければご褒美のおやつも意味を為しません。

具体的にいつから芸を覚えられるのかについては下の記事で解説しているのでご覧になってみて下さい。↓

【ポメラニアンの成長過程】に関しての記事はこちら

まとめ

いかがでしたか?

ポメラニアンに対して、一番効率の良い芸の教え方について解説してきましたが、一番重要なのは、飼い主が愛情を持って犬と接する事です。

特にポメラニアンがまだ成犬に達していない子犬の場合は、愛情がないとポメラニアンとの信頼関係が築かれていない為、教え方が正しかったとしても、おすわりなどの芸を覚えるのが遅くなってしまいます。

まずはしつけの事よりも、仲良くなって信頼関係を結ぶ事から始めましょう。

それからおすわりやその他の芸教え方に関しては、どのポメラニアンにとっても必ずしもこの方法が正しいという訳ではありません。

あくまでも一般的に言われている効率の良い教え方なので、試してみてダメなら他の方法を試してみるような柔軟さも必要になってきます。

重要なのはめげない心ですので、気長に毎日続ける事を心掛けましょう。

以上、いぬさいとでした。

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