大好きな愛犬にたっぷりと愛情を注いでいるつもりでも、 本当に犬が愛情を受け取っているか不安ですよね。
今回は、犬が愛されていることを本当に実感しているとどんなサインが見られるのか詳しく解説していきます。
もくじ
愛されてる犬の特徴
愛されている犬の特徴は、今まで育ってきた環境や犬種によっても違うので一概には言えませんが、 例外なくどんな犬でもはっきりと「この犬は愛されている」と言える特徴もあります。
それは「飼い主の事を大好き」という事です。
単純で当たり前な事ですが、愛されている犬ほど飼い主の事を好きになる傾向があります。
犬は動物の中でもかなり賢いので、人間と同じように愛されていればいるほど、その人の事を好きになる可能性は高いです。
簡単な事なのですが意外にも、この事に気づいていない方は多いようです。
あるケースでは愛犬が分離不安になるほど飼い主に依存してしまっているにも関わらず、当の飼い主は「本当にこの子は愛されてることに気づいているのかな?」 と不安になってしまう方もいるようです。
恋愛で例えるとしたらパートナーにめちゃくちゃ愛されているのにも関わらず「私の愛情は届いていないかも?」 と心配がっている人って所でしょうか?
ただ、飼い主が愛犬の事をどんなに好きでも、しつけ方や関わり方が間違っているとそもそも犬自身は愛されてることに気づいていない可能性もあります。
それを判断するためには愛犬のからのサインを見逃さないように心がけてください。
飼い主から愛情を受けているサイン
飼い主の足の間をくぐる
飼い主の足の間をくぐるという行動を見せるというのは、愛されてる犬の特徴といえます。
自分より体が大きいであろう、立っている人間に近づくという事は犬にとってみればとても怖いことです。
それなのに足の間をくぐるということは「絶対にこの人は自分に危害を加えない」ということが自覚している証拠なので飼い主から愛されている事を実感していると言えるでしょう。
飼い主に足を乗せる
犬が飼い主に対して足を乗せるのは、 愛している時に見せる仕草です。
犬がもっと飼い主と遊びたいかまって欲しいと感じた時に、甘え行動として前足を乗せてアピールをします。
犬が甘えるということは愛されているのをすでに知っているからなので、 これも愛情を受けているサインと言えるでしょう。
お腹を見せて寝転ぶ
犬がお腹を見せて寝転ぶのはよほど安心できる人間に対してにしか見せません。
触れて欲しい時やマッサージをして欲しい時などにアピールすることもあれば、 愛犬からは飼い主に対しての愛情表現としてアピールすることもあります。
背中を向けて座る
犬は本能的に最後の危機を察知する能力が高いとされています。
野生の世界では、背後からの攻撃は非常に危険なので壁の隅で寝たり、後ろは母犬に守ってもらったりするのが基本ですが、 飼い主に背中を向けるということは自分の背中は守られているという安心感があるからなので信頼関係がかなり築けているということです。
飼い主の手を頭に乗せる
飼い主の手に自分の頭を潜り込ませるように突っ込んでくるのは、 犬が愛情を受けているサインと言えるでしょう。
これも愛犬の構って欲しいアピールの一つで、 愛されてる犬にしか見られない特徴です。
離れた位置で眠る
愛犬が飼い主と離れた位置で眠るというのは、 一見好かれていないようにも思えますが犬自身が過ごしている場所が安心できる環境だと知っている為、そのような行動ができると言う事です。
愛されてる犬は家の中であればどんな場所でも眠ることができるので、これも愛されてる犬の特徴と言えるでしょう 。
愛されてる事に気づいていない?
ここまで愛されている犬の特徴をいくつか解説してきましたが、愛犬にこれらの特徴が全く見られていない場合、愛されていることに気づいていない可能性もあります。
愛されている犬の特徴が見られない場合は、 愛犬との関わりが間違っている可能性もあります。
愛犬が愛されてる事に気づけない時に一番多い間違ったしつけ方法を具体的に解説すると、飼い主がしつけを行うタイミングです。
トイレトレーニングは無駄吠え、噛み癖をしつけるためには定期的に「イケナイ!」などと声をかけて犬に「これはいけないことなんだよ」伝える必要がありますが、
声掛けのタイミングが遅いと、犬からしてみればなぜ怒られているのかが理解できず「どうして何もしてないのに飼い主さんは怒るだろう」と混乱してしまい愛されているということに気付けない事も多いです。
愛されてる犬への接し方
愛犬に愛されているのも特徴が見られたとしても、必ずしもそれが良いこととは限りません。
というのも、愛されている犬だからこそ、人間との関係性を勘違いしてしまうことも多いからです。
ナメられないように!
犬は飼い主との信頼関係が強く気づかれているほど、ナメてしまうことも多いです。
愛情を注ぎすぎてうまく叱れない場合に多いケースと言えるでしょう。
犬が家族の順位付けによって自分が一番偉い存在なんだと間違った認識をしてしまうことで、よりわがままになったり、場合によっては噛みつく事もあります。
犬に嫌われたくないからと言って、しつけとして愛犬を叱らないのは間違った方法ですのでしっかりと「ダメなことはダメ」と教える必要があります。
分離不安とは
愛されている犬は飼い主に依存しすぎてしまう傾向があります。
好きすぎて離れられないくらいになってしまうのを分離不安と呼び、飼い主がいないと不安で仕方なくストレスを常に感じてしまう状態になってしまうので、 なるべく愛犬を安心させるように行動することを心がけましょう。
まとめ
ここからはまとめです。
愛されている犬の特徴は、基本的に飼い主の事が大好きだと言う事です。
愛されている犬は日常的に安心できているので、お腹を見せたりお尻を向けて座っていたりします。
ただ、愛されている犬はそれだけ自分の方が偉いんだと勘違いしたり、分離不安になりやすい傾向もあるので注意してください。
以上、いぬさいとでした。