こんにちは、いぬさいとです。
チワワは小さくて弱そうな見た目なので、番犬として活躍できないのではないかと考えている人も多いですが、実は必ずしもそうとは限りません。
今回はその理由を詳しく解説していきます。
チワワは番犬になる?
確かにチワワという犬種は超小型犬に分類されている為、戦闘能力で言えば弱い部類に入ります。
体重も軽く、噛みつく力なども他の犬種と比べて弱いです。
もちろん、番犬として活躍できる犬種として有名なドーベルマンなんかと戦ったらひとたまりもないですね。
実際に本気の人間と戦ったとしても簡単に負けてしまうかと思います。
ただ、そもそも番犬になれるかどうかの基準て強さでは無いと思うんですよね。
例えば、体重が重くて噛みつく力が強い犬種でも平和主義で警戒心が弱かったら、仮に家に不審者が侵入したとしても、無関心かあるいは、構ってもらう為にすり寄ってしまうかもしれません。
それに番犬の役割って現実は、侵入者に対して戦いを挑む事ではなく、侵入自体をさせない事だと思うのですよ。
そう考えると、チワワが番犬に適している理由というのもいくつか見つかるので、まずは本当に番犬としての役割を果たすには、どんな条件が必要なのかについて解説していきます。
番犬の条件
警戒心が強い
先ほども例に挙げた通り、警戒心が強くなければ番犬にはなれません。
ある程度、自分だけの領域を自覚しており、その領域に他人が踏み込む事を許さない犬種が番犬に適しているかと思います。
チワワといえば、他の犬種と比べて警戒心が強い事が知られています。
飼い主に対してはべったりの甘え上手な性格なのかもしれませんが、他人に対しては比較的、怖がりでありながらも勇敢で、自分の領域に入ってくる者に対しては凶暴さを見せる事も多いです。
知らない人に吠える
知らない人に吠えるという事も番犬には欠かせない能力です。
番犬が吠えなければ、侵入者に対して驚かせる事ができませんし、周りの人にも異常があるという事を伝える事ができません。
チワワはその警戒心の強さからか、小さいにも関わらず吠える頻度は多く、特に他人に対しては小型犬とは思えないほどの強気っぷりを発揮します。
実際に戦ったら弱いのでしょうが、他人に対して全く吠えない犬種よりもよっぽど番犬として役に立ちます。
大きさがでかい
番犬になる為には、体の大きさが大きければ大きいほどいいですよね。
実際の強さは置いといて大きければそれだけ相手をビビらせる事ができますしね。
で、問題のチワワなんですが、もちろん大きくはありません。
ただ、長毛のポメラニアンに関しては、小型犬の中でも結構大きく見えます。
大型犬とまではいかないまでも、毛量によっては中型犬くらいの体積に見えます。
犬が苦手な人からしたら、結構脅威だとおもうんですよね。
毛の量だけでそこまで変わるものなの?と疑問を感じる人もいるかもしれませんが、チワワは短毛か長毛かでだいぶ印象が変わります。
詳しくは下の記事をご覧になってみて下さい。↓
チワワは番犬になる事もある
はい、結論から言うと、性格的に見ればチワワは番犬に適していると言えます。
ただ、しつけのやり方によって、他人に対して吠えなくなったり無駄吠えが完璧に無くなっているのだとしたら番犬にならない事もあります。
そもそも「犬なんて気にしねぇぜ!」みたいな奴だったら、チワワに限らずどんな犬でも番犬にはならないのかもしれませんが…
重要なのは、強い犬種が番犬に向いているのではなく、侵入を防げるような犬種が番犬に向いているという事です。
そう考えるとやはりチワワでも番犬として活躍できる可能性は高いです。
ステッカーを貼ろう
やっぱり番犬の基本って脅しだと思うんですよね。
戦ったら負けるとか、そういう話ではなく、泥棒さんに対して「少しでもリスクのある家には入りたくない」と思わせる事が重要な訳です。
つまり未然に侵入を防止すればチワワの小さくて弱そうな姿を見せなくても良い訳です。
なのでおすすめしたいのが、目に付く場所に番犬注意のステッカーを貼っておく事です。
本当は弱いチワワですが、いかにも凶暴性のある犬を飼っているかのようにアピールする事で不安を感じますよね。
仮に鳴き声で小さな犬だとバレてしまっても、チワワが大きい鳴き声を発すれば周りの人が異常に気付いてしまうかもしれないという恐怖を感じさせる事がポイントになります。
万が一の為に出来る限りの対策をしてあげるのが、番犬としてチワワを活躍させるキモになるかと思います。
以上、いぬさいとでした。