犬を飼っていると、
「犬がなかなかなついてくれない!」
「呼んでいるのに来てくれない!」
という悩みを抱えている方も多いと思います。
この記事では、犬に来てもらうために飼い主がするべき行動と、犬に好かれる為の心構えを解説しています。
もくじ
犬がなつく飼い主の行動は?
「犬がなぜか自分になついてくれない!」と悩んでいる人、もしかして犬にこんなことをしていませんか。
・急に犬を上から触る
・高い声や大きな声の人
・シツコイことをする
・怒ってばかりいる
・犬をいじめる(しつけとイジメは違います)
これらの行動をしてしまうと、犬と信頼関係を結べなくなってしまうので、なつく事が難しくなります。
知らないお家に来たばかりで、まだ犬とコミュニケーションも上手く取れていないのに、自分ばかりの思いで、犬に近づいても警戒されてしまいます。
それではどうしたら犬がなついてくれるのでしょうか?
犬に来てもらうには
犬を何度呼んでも来てもらえない場合に、飼い主が自ら犬の近くに寄っていくのはおすすめしません。
やはり犬も人に急にさわられたりするのは、怖いと感じます。
怖いのに大きな声で呼ばれて、しつこくされてしまうと犬に、この人は怖いとインプットされてしまうことがあります。
自分には悪気はなくても、犬が覚えていると次からはなついてくれません。
犬に好かれるためには、その犬の性格を知ることからはじめてみましょう。
犬に近つく時は静かに側に座って近寄るようにしてくださいね。
その時にあまり犬の目をじっと見つめないことも忘れずに、犬からこちらの側に近寄ってくるのを待つ感じがいいでしょう。
犬は目をじっとみられることを嫌がります。
犬が怯えていないようなら、優しく声をかけて手をだしてあげてください。
そこで犬が怖がらなずに、あなたの手の匂いを嗅いできたら一つクリアできましたね。
犬が安心してから、犬にふれることで、「この人は安心」と覚えさせることができます。
その後も、いきなりしつこくさわり過ぎるのは禁物ですから、最初は程々にしてくださいね。
根本的に、犬は人のことが好きな動物ですので、犬に好かれると犬から寄ってきて、この人のことが「スキスキ」と表現してくれます。
犬にボディータッチしてみよう
犬が、あなたに慣れてある程度さわらせてくれるようになったら、犬とコミュニケーションを取りながら、犬を撫でたり、犬に体を寄せたりして犬が人にさわられることにならしてあげることも必要です。
臆病な子は、「怖い」と思う気持で人に噛み付いてしまうこともあるので、犬がボディータッチされることをならしておくことで、動物病院や外で人にさわられた時も困ったことにはなりません。
ただし、犬の犬種や性格により、飼い主さん以外にはさわられたくない犬もいるでしょう。
犬の性格を知るのは、飼い主さんとのコミュニケーションはとても大切なことです。
犬がなつくようになったら
犬と仲良くできて、犬にボディータッチができるようになったら、犬とお散歩へ行ってみましょう。
犬は、お散歩が大好きですから、お散歩してくれる人のことを「お気にりな人」「大好きな人」と覚えてくれるでしょう。
犬とお散歩をしながらコミュニケーションを取るのもしつけの一つなので大切ですね。
毎日お散歩に連れて行ってあげるといいでしょう。
ただ、子犬の場合は、最初のワクチンを受けてから3ヶ月後にならないとお散歩はできません。
子犬には、免疫力がないので外で怖いウイルスに感染してしまうと大変ですので注意が必要です。
ワクチンプログラムを終了させてからお散歩に連れ行ってくださいね。
あなたに犬がなれてきたら、お家の中で子犬といっぱい遊んであげてください。
子犬は遊んでくれる人が大好きです。
また犬の月齢が4.5ヶ月の犬の場合は、社会勉強を始める時期でもありますので、お庭やベランダで少しなら子犬と遊んであげることもいいでしょう。
子犬を抱っこをしての少しの外出なら大丈夫です。
愛犬とお散歩してみよう
犬がお散歩できる月齢になれば、お散歩しながら人と犬とのコミュニケーションを取る練習ができるようになります。
「犬がなつく飼い主」になるためには、ここからがあなたの出番ですね、でも最初から上手にお散歩ができる犬はいません。
犬の様子見ながら、あなたが犬に声をかけてお散歩をしてあげましょう。
決して大きな声や脅かすようなことはしないようにしてあげてください。
犬が怖がるようなら、無理やりにリードを引っ張ったりしないでください。
もし犬が歩かないような時は、犬を抱っこしてあげるといいでしょう。できれば、犬を褒めながらお散歩することをおすすめします。
最初は、近所を少しつづ散歩をしてあげましょう。
犬に慣れている方は別ですが、飼い主さんも犬になれていない方はとくに自分の練習も兼ねて犬とお散歩してください。
その時に注意して欲しいのは、スマートフォンを見ながらの散歩や電話をしながらの散歩やめてくださいね。
しっかり犬に集中して散歩してください。
また道路などを歩く時には、必ず犬を車の来ない方にいさせるようにしてください。
小さな犬などは、車から見えないとひかれてしまいますので注意が必要です。
犬と散歩が上手できるようになったら、その頃にはかなり、あなたは犬に好かれているはずですよ。
犬が一番好きなおやつをあげてみよう
犬にご飯をあげるのは、あなたの役目ですか?犬を飼うといっても家族で飼う方もいらっしゃるでしょう。
また、一人で飼っている人は、ご飯もおやつもお散歩も、すべて一人の役目になるでしょう。
犬は、美味しいものが大好きです。
いつもおやつをくれる人も大好きになります。
何をしても犬がなれてくれないと嘆いてるあなたには、犬におやつをあげてみてください。
これなら犬を呼んだらすぐそばに来てくれるはずです。
犬とあなたの立場は?
家族で飼っている場合は、犬から見るとそれぞれの人に役目を決めているはずです。
犬は飼い主の立場を自発的に考えて決定しているのでそれを把握じておくのも重要ですね。
・ リーダー
・犬にご飯をくれる人
・散歩に連れていってくれる人
・遊んでくれる人
・自分より下
犬は家族の中で自分のリーダーを決めることができないと、犬は自分が家の中のリーダーだと勘違いしてしまうこともあります。
犬は、自分を一番褒めてくれる人やご飯やおやつをくれる人、可愛がってくれる人や散歩に連れて行ってくれる人のことは大好きです。
いつも何もしてくれない人には、犬はなつかないのは当たり前です。
または自分より下と見ていると、呼んでも犬は来てはくれないでしょう。
あなたと犬の信頼関係ができて、犬とコミュニケーションを上手に取ることができるようになると、犬とアイコンタクトを取れるようになりますので、犬もあなたを自分より上の存在なのだと認めることができるようになります。
それには飼い主さんは、いつでも犬に一貫性のある対応をすることが必要です。
それができるようになると犬はあなたを認めてくれようになるでしょう。
犬にも人間を選ぶ権利はありますので、無理矢理犬をなつかせるのは、ただの恐怖心から言うことを聞いている場合もあるので、それはやめてあげてくださいね。
大切な犬と仲良く暮らしていけると、犬があなたに大切なことをたくさん教えてくれるはずです。
以上、いぬさいとでした。