ペットロスになり辛い気持ちを経験した人ほど
「もう二度とペットは飼わない!」と思う事は多いですが、実はそう思う事自体が間違いだということを知っていましたか?
もくじ
「二度ともう飼わない」は間違ってる?
ペットを亡くした後に
「二度ともう買わない!」と決意をする人は実際にかなり多いです。
もう買わないと思う理由は人それぞれですが、それは間違っているという意見も存在します。
というのも、 もう買わないと思ってしまうこと自体が、 ペットを亡くしたことに対する悲しみを自分の中に封じ込めてしまうという事なのでペットロスの改善にはつながらないからです。
確かにペットを亡くした直後はこれ以上の悲しみなど考えられないくらい辛い気持ちを味わい吐き気がするほど寂しいかもしれません。
しかし あなたがこれまでペットと過ごしてきた時間は、その辛い気持ち以上に楽しいことや素敵な思い出で溢れているはずです。
悲しみより思い出の方が大きい
新しいペットを二度とも買いたくないと思うということは、そんな素敵な思い出たちよりも辛い気持ちになりたくないという自分のエゴを優先してしまっているのかもしれません。
ペットロスになったことで、ペットの命はとてもかけがえのないものであり残酷なものであるということを嫌というほど実感させられたと思いますが、
その重みがあったからこそ、 ペットのことを大事にして愛情を注いで来れたのではないでしょうか?
仮に命の入っていない人形をペットとして飼ってたとしたら、あなたはそこまでの愛情を持つ事はなかったと思います。
私が伝えたいのは、 命あってこそのペットであり失った時の辛さは計り知れませんが、だからこそ愛することが出来て、
ペットと過ごした何気ない日常の素晴らしさは、 ペットが死んだ時の悲しみより絶対に大きいという事です。
ペットをもう飼わないと思う理由
ここからはペットをもう買わないと思う理由について解説していきます。
もう辛い思いをしたくない
また新しくペットを買ったとしたらいつかは終わりが来て今と同じような辛い気持ちになってしまうのが怖いという方もいます。
しかし今はまだ、その深い悲しみから立ち直ることが出来ていない為、そう思ってしまうだけだと思います。
先ほども話したようにペットと過ごす毎日は、 無くした時の辛い気持ちよりもはるかに大きい物で、自分の人生を豊かにするきっかけにもなり得るものです。
ペットを飼うことのデメリットを意識するあまり、臆病になってしまっているのかもしれませんね。
前のペットに申し訳ない
新しいペットを飼うことで、前のペットが嫌な気持ちになるのではないかと罪悪感を感じ、申し訳ないと思う人もいるかと思います。
ただ、死んだペットも飼い主さんの幸せを一番に望んでいるはずなので、このまま辛い気持ちを味わい続けるようだったら新しいペットを飼って、今のきつい気持ちを切り替えるのも決して悪いことではないと思います。
ただ 新しいペットを飼う時に辛い気持ちはどんどん忘れても良いですが、 前のペットと過ごした楽しい時間は忘れないように注意してください。
「もう飼わない」はペットロスに逆効果
ペットをもう買わないと思うことはペットロスには逆効果という話もあります。
むしろ、またペットを飼うことで、ペットロスを乗り越えることのきっかけになる事もあるのです。
実際に新しいペットを飼うことはペットロスの回復にも効果があると言われています。
ただ、人によってはペットを亡くしてからすぐに新しいペットを飼うことに嫌悪感を示す人も多いです。
詳しくは下の記事で解説しているのでご覧になってみてください。↓
最後に
いかがでしたか?
ペットロスになった人が、「ペットを二度ともう買わない」と思う気持ちは痛いほどわかりますが、 新しいペットを飼うことでペットロスの改善につながるということも知っておいてください。
また、ペットをもう買わないということはペットを亡くした時の悲しみが楽しかった思い出よりも大きいと感じてしまっているということなので、
今一度、本当にペットを飼ったことを後悔しているのか自分に問いかけてみると良いでしょう。
以上、いぬさいとでした。