家族の一員であるペットは可愛くて癒される存在ですよね。
ですが、ちょっとした仕草や行動の意味が分からないことがあると、
「この行動はどういう意味だろう?」と気になることがあります。
今回は、【犬が足にまとわりつくのはどういった意味があるのか】というのを詳しく解説していこうかと思います。
もくじ
犬が足にまとわりつくのはなぜ?
自分が立っている時や立ち止まった時に犬が足元に来てまとわりついてくることって経験したことありませんか?
我が家の犬は仔犬の時によく私や家族の足にまとわりついていることが多かったです。
「じゃれてくるような感じで最初は遊びたいのかな?」
と思っていたのですが、わりと頻繁にしてくることもありこの行動の意味が気になるようになりました。
そこで犬がまとわりついてくる行動をした場合どのような意味があるのかをご紹介していきます。
遊んで欲しい
飼い主の気を引きたくて足にまとわりついている場合は遊んで欲しい、相手をして欲しいといったことが考えられます。
足にまとわりつけば飼い主さんが立ち止まって自分の方を見てくれる!相手をしてくれる!と思っているため、まとわりついていることが多いようです。
群れ・仲間だよと伝えている
犬はもともと『群れ』で生活をしていたためその本能で行動しているような場合です。
飼い主のことを群れや仲間だと思っており、
「同じ仲間だから一緒に行動しよう!」
「自分もついていくよ!」
と伝えようとしてくれています。
飼い主が部屋から出ようとしたり散歩に行こうとしている時などに足にまとわりついてくるようであればこの可能性が考えられますね。
興奮している
飼い主が帰宅したり起床した時などにしてくる場合は興奮している可能性もあります。
外出していて家に帰ると犬が足にまとわりついてくるといった場合は喜んで興奮しているためまとわりついてくるということです。
興奮といっても飼い主のことを『好き』という意味もあり『待ってたよ!』と伝えたいのかもしれませんね。
我が家の犬が仔犬の頃は、帰宅した時に足にまとわりついてくることが多かったので私の帰りを待ってくれてたのかなと思います。
マウンティング
犬は発情期という時期がありその時期はとくに『マウンティング』という行動を起こします。人
間にする場合、足にまとわりついて手をかけ腰を振るような仕草です。
オスやメスなど関係なく人間にしている場合、ぬいぐるみやクッションなどにもマウンティングをしている可能性が高いです。
ですがこの行動は発情しているというよりも興奮しているためこのような仕草になってしまっていることが多いようですね。
もしも人間にしか行わない場合だとその飼い主を犬が自分よりも下の立場であると思っていることもあり、自分の方が上の立場だぞ!優位だぞ!と言っていることになります。
犬が足の間に入ると危ない?
足にまとわりついてくるのは歩いている時や立ち上がった時など、飼い主が立っている時に犬はいきなり足の間に入ってきます。
足の間に犬が入ってくることで立ち止まってしまいますよね。
そのため足の間に入って足にまとわりついたら相手をしてくれる!
こっちを見てくれる!と犬は思ってしまいがちです。
ですが、歩いている時に足の間に入ってくると誤って蹴ってしまうこともありとても危ないですよね。
とくに小型犬の場合は小さくて体重も軽いため、大人の男性の足で誤って蹴ってしまったらケガをしてしまう可能性もあります。
さらに飼い主は犬が足にまとわりついたり、足の間に入って来たりすることで転んでしまうこともあるのでとても危ないですよね。
では犬が足にまとわりついたり足の間に入ってくるのを防ぐには
どう対処したら良いのか?対処法を見ていきましょう!
犬が足にまとわりつく時の対処法
人の足にまとわりつくことは危ないため、ダメなことだというのを犬に教えてあげなければいつまでたってもまとわりついてきてしまいます。
これは犬にしっかりとしつけをしなければ犬もわからないため犬が足にまとわりついてきた時はダメだよと目を見て伝えてあげましょう。
名前を呼んで怒鳴ったり、蹴ることは絶対にせずにきちんと伝えて下さい。
ですが犬は足にまとわりつけば飼い主が構ってくれると思っている場合は犬の方を見ずに無視してその場を立ち去るのが良いですね。
足にまとわりついても構ってもらえないとわかるようになれば犬が足にまとわりついてくることもなくなってきます。
犬が足にまとわりつくのは愛情不足?
私は犬が足にまとわりついてくると
「愛情が足りていないのかな?」
「寂しいのかな?」
「それとも構って欲しい、遊んで欲しいだけ?」と
いろいろなことを考えたこともあり自分の愛情不足なのかなと心配になったこともありました。
ですが、愛情不足だから足にまとわりつくということではなく、飼い主に甘えているという場合もあります。
もちろん、もっと自分の相手をして欲しい!一緒に遊んで欲しい!という場合もあり一概にまとわりついてくることが愛情不足じゃないとは言えませんが、
こういう場合は自分の犬への対応を見つめ直し遊ぶ時間、一緒に過ごす時間を増やしてあげるのも良いですね。
きちんと遊ぶときは遊ぶ、遊べない時は待っていてもらうというようにメリハリをつけて理解させ、足にまとわりついてくることをやめさせましょう。
最後に
犬はとても素直で飼い主のことが大好きな生き物です。
私も犬がいない生活は考えられず、毎日一緒に過ごす時間がとてもかけがえのないものになっています。
言葉を喋ることができなくても犬の気持ちを考えて自分の行動を見直すことで、さらに犬との絆も深まるかと思います。
危ないことやダメな事はダメときちんとしつけをし、楽しい時間を出来るだけ犬と一緒に過ごしていきたいですね!
以上、いぬさいとでした。