こんにちは、いぬさいとです。
チワワの毛色は、成長と共に徐々に変化していくというのは知っていましたか?
今回は、チワワの毛色がどのような過程で変わるのか、またいつから毛色が変化していくのかについて解説していきます。
チワワの毛色は変化する?
チワワは他の犬種と比べて、成長と共に毛色が変化しやすいと言われています。
例えば、元々ホワイトのチワワっぽい子が成犬に近づくにつれてクリームのパーティーカラーになったり、ブラックの子がセーブルっぽくなったというのはよく聞きますね。
チワワの毛色の変化は遺伝が主な要因とされていますが、予想するのは結構難しく、チワワ飼育の経験が豊富なブリーダーでさえ予想と違ったチワワの毛色に変化するという事もよくあるそうです。
血統書に登録してある毛色というのもブリーダーが決めているので、結局成犬になるまでどんな毛色に変化していくのかというのは、完全には分かりません。
これを聞いて、
「楽しみ!」だと思う人もいれば、
「違う色になってしまうかもしれないから残念!」
と思う人もいるでしょうが個人的に、どんな毛色になっていくのか楽しみにチワワの成長を見守るというのもチワワ飼育の魅力の一つだと思います。
フォーンの毛色は変わる?
チワワの毛色の変化は予想が付かないという話をしましたが、毛色が変わりやすいタイプのチワワというのも存在しています。
具体的にはフォーンの毛色に登録されているチワワです。
フォーンのチワワが生まれた時は、マズル(鼻先)全体が濃いブラックになっている事が多いですが、成長とともに黒い毛は抜け落ちて徐々に薄茶色の毛色に変化していきます。
他の毛色と比べてもフォーンのチワワは毛色の変化が起こりやすく、ほぼ絶対変わると言えるでしょう。
ただ、毛色がどのくらい変わるのかはチワワ1匹1匹によって違うので一概には言えません。
どういう事かと言うと、例えばフォーンのチワワを2匹っていたとして、1匹は幼犬の頃マズルがかなり黒かったのに対し、もう一匹はすでに茶色がかった毛色も混ざったマズルをしていたとします。
成犬になってからどちらが鮮やかな方の毛色になっているのかというのは全く予想がつかず、幼犬の頃にブラックに近かったチワワが、より薄い茶色の毛色に変わるケースもありますし、
逆に幼犬の頃には既に茶色い毛が見えていたチワワが、より鮮やかなフォーンの毛色に成長するという事もあります。
フォーンの経路は変わりやすいと言えども、具体的にどの程度の変化が期待できるか、というのもチワワ一匹一匹によって違うという事になりますね。
毛色が変化するのはいつから?
チワワの毛色が変化するのはいつからなのか、という話ですが、 基本的に子犬が産まれてから2年間のうちに大きく変化すると言われています。
濃い毛色のチワワも、基本的に生後2ヶ月から生後3ヶ月くらいまでは毛色がブラックよりになっている子も多いと思いますが、 その後タンカラーやセーブルなどに派生していく事になるでしょう。
また、毛色が変化するのは幼犬から子犬にかけて、または子犬から成犬になるまでと考えている方も多いですが、 成犬になってからでも毛色が変化するチワワも多いです。
ホワイトから急激にブラックになるという極端な毛色の変化は考えにくいですが、長い期間をかけて同系色の色が徐々に混じってくるというのはよくある事です。
毛色の変化の過程も違う?
チワワの毛色が変化する過程についても、 同じパターンとは限りません。
マズル周辺の毛色から、徐々に他の部位まで毛色が変化していくというパターンもあれば、 一度体全体が全く違う毛色に変わってから、その後また違う色へと変わるというパターンもあります。
このようにチワワの毛色の変化は、
「こう変化したらこの色なる!」と、
はっきりしていないので、だからこそブリーダーでも判断が難しいのでしょう。
また、毛色だけではなくチワワの顔つきも、成長していくうちにかなり変化していくと考えた方が良いです。
チワワのどの部分が顔つきに影響を与えるのかについては下の記事で解説しています。↓
【チワワの顔つき】美人やイケメンかどうかはマズルが影響する!?
まとめ
ここからはまとめです。
チワワの毛色の変化は個体によって様々なパターンがあり、予想するのは難しいですが、フォーンの毛色のチワワは子犬から成犬にかけて変わりやすいと言えるでしょう。
ただ、毛色が変化する過程も様々なタイプがあり、正直この記事で紹介した毛色の変化の過程に属さないパターンもあるかと思います。
どちらにしろ、自分の期待通りの毛色のチワワに変化しなくとも、変わらずに可愛がってあげれる飼い主になってほしいと願っています。
以上、いぬさいとでした。