日本犬の中でもっとも有名であり人気も高い柴犬ですが、実はその性格が凶暴だという事を知っていましたか?
今回は柴犬の凶暴な性格や気性について解説していきます。
柴犬は凶暴?
「柴犬は凶暴」という話をよく聞きますが、本当なのか気になってる方も多いと思います。
結論から言うと柴犬は元々日本で猟犬として活躍していた過去があり、狩りも得意なので噛み犬あることは紛れもない事実です。
柴犬は性格的にも問題が多く、飼い主の指示に従わない、へらへら笑っているかと思うと次の瞬間すぐにキレだしたりとなかなか厄介なところがあります。
実際柴犬は、初心者が初めて飼う犬としてはおすすめされていないので、それだけ飼うのが難しいという事ですね。
柴犬は気性が荒い!
柴犬が凶暴だと言われている理由は、他の犬種と比べて気性が荒い性格をしているからです。
柴犬は飼い主に忠実だとも言われていますが、主従関係がしっかり築けていないとなかなか言うことを聞いてくれません。
近年、犬とは信頼関係が重要であり主従関係なんてものはないと言われていることもありますが、日本犬に限っては間違いなく主従関係が重要であると思います。
というのも、本来犬は群れのリーダーなどに従って団体行動をしていく生き物だからです。
人間がリーダーの立場でしつけを行い、適切な性格を形成して行くのであれば、柴犬も素直に言うことを聞くと思いますが、柴犬が「自分がリーダーだ」と勘違いしている場合は、
気性が荒い性格をしているということもあり、素直に飼い主の言うことに従うのはなかなか難しいです。
しつけで叩いたりするのは柴犬がトラウマになる可能性もあるので良くないですが、
適切な声かけやハンドサインを使用しつつ、柴犬に舐められないようにしないと柴犬を飼うのは難しいと思います。
触ると噛む?
「柴犬は触ると噛むのか?」という話ですが、凶暴と言えども必ずしも柴犬が噛むとは限りません。
当たり前のことですが、犬も人間と同じように一匹一匹の性格は違い、生まれ育った環境や飼い主のしつけ方によって触ると噛むかどうかは変わってきます。
確かに柴犬は凶暴で気性の荒いかもしれませんが、正しいしつけをしっかりと行える飼い主であれば、洋犬と同じように「触ると噛む」ということは滅多にありません。
問題なのは正しいしつけを行える人が柴犬を飼っているかどうかです。
柴犬が「噛むことはいけないことだ」という自覚を持っていなければ、見知らぬ他人だけではなく飼っている飼い主までも触ると噛む可能性があります。
柴犬の力は今日本で人気犬種となっている超小型犬や小型犬より当然強いです。
つまり、それだけ怪我に繋がるリスクも高いのでやはり初心者が柴犬を飼うのはおすすめしませんね。
「どうしても柴犬が欲しい!」と思う方は小型の柴犬である、豆柴や極小豆柴を飼う事をおすすめします。↓
子犬のしつけが重要!
柴犬が噛み犬に育ってしまうかどうかは子犬の頃のしつけが重要となります。
柴犬が小さいうちから噛み癖がなくなるようなしつけを促していかないと、成犬になってからでは手遅れになってしまうかもしれません。
噛み犬にならない為に重要なのは柴犬が実際に噛んだその瞬間にトラウマを与えることです。
もしも柴犬に噛まれた瞬その間ではなく、治療した後や 一息ついた後に叱ったとしても柴犬は「なぜ叱られているのか」が理解できず、また同じようなことを繰り返してしまう可能性があります。
子犬の時期から徹底して噛むことはいけないということを自覚させるためには、「噛めば叱られる」と言う自覚を持たせなければいけません。
幸い柴犬は知能が高いので学習能力はあります。
なるべく低く大きい声で柴犬を叱りつける、または同じハンドサインを用いて何度もしつける事によって柴犬の噛み癖は徐々に改善していくかと思います。
外飼いの方が良い?
柴犬は凶暴だから外飼いの方が良いという考えを持っている方は多いですが、そのような事は一切ありません。
確かに柴犬は日本犬なので他の犬種よりも外飼いに適しているかと思いますが夏、の暑い時期は日本の気候に慣れた柴犬と言えどもかなり辛いです。
きちんと子犬の頃から説明をして噛み癖のない柴犬であれば室内飼いが良いに越したことはありません。
むしろ室内飼いの方が飼い主と関わる機会が多い分、柴犬の凶暴性は無くなる可能性が高いです。
まとめ
ここからはまとめです。
確かに柴犬は他の犬種と比べても凶暴な性格をしており気性が荒いかもしれませんが子犬の頃から噛み癖をなくすように心がけることで、安全な犬として飼うこともできます。
日本犬が初心者におすすめされていないのは事実ですが、柴犬はそれらのデメリット越える魅力があると思います。
現代は情報が溢れ、犬の正しいしつけ方も知るのが簡単なので、飼い主の方が本当に飼いたいと思ったのであればぜひ犬を飼って見てください
以上、いぬさいとでした。